名駅西、名古屋市中村区大門にあります、
着物専門店&男着物専門店きもの美濃幸 、
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今日の午前中は、
エメラルドグリーンの綿麻着物を着て、
店に立っていましたが、
午後からは一転、
正絹の夏紬と黒の紋紗羽織を着て、
外出をしていました。
その黒の紋紗羽織。
左外袖の袖口に、
ひとつ、柄を入れてもらっています。
それがこちら。
何に見えますか??
正解は、
「信楽焼の狸さんの後ろ姿」
菅笠をかぶり、
徳利と通い帳を両手に持ち、
大きなしっぽが愛らしい後ろ姿。
可愛いものが大好きな自分らしい、
お気に入りの柄なんです
信楽焼の狸は、
商売繫盛の縁起柄であり、
「他を抜く(たぬき)」という意味もあります。
「他を抜く」って、
なんとも今の自分らしくない意味合いですが、
これを誂えた当時、20代の頃は、
年相応な血気盛んさがあったのでしょう(笑)
何はともあれ、
お気に入りの柄であり、
重宝な一着になっています。
ご覧になる方、皆さま、
一様に褒めて頂けるのですが、
「なんで後ろ姿なの?」
というご質問を必ず受けます。
元々、染屋さんのご提案では、
外袖は後ろ姿、内袖は正面だったのですが、
当時から変わらぬ天邪鬼な私。
「正面があってはあからさまで面白くない!」
と言い切り、
後ろ姿だけにしてもらったという、
エピソードがあったりします
そういった意味でも、
なんとも自分らしい柄付け(笑)
これからも大切に、
着こなしていきたいと思います。
名駅西、名古屋市中村区大門にあります、