洋物

 

「For All Tid（邦題：暗黒の宮殿）」（1995年）

DIMMU BORGIR

 

血ブロお初

 

ノルウェー出身のブラックメタル･バンド、ディム･ボガー（ディム･ボルギルとも）

 

「世界で最も売れているブラックメタル･バンド」と言われているバンドで、ノルウェー国王の前でも演奏したことがある程

 

そのバンドのデビュー･アルバム

 

バンド名の由来はアイスランドの溶岩で出来た名所の地名で「暗黒の城」という意味

 

ジャンル的にはシンフォニック･ブラックメタルだけど

 

この1stはまだブラックメタルらしいアンダーグラウンド要素の強い音楽に、幻想的で悲壮感の漂うキーボードが融合された作品

 

 

 

「Spilitual Black Dimensions」（1999年）

DIMMU BORGIR

 

同じくディム･ボガーの4th

 

3rdでレコード会社をドイツの有力レーベルへ移籍、シンフォニック色が強まりフルオーケストラを起用するなど一気に音質や楽曲の質が向上

 

今作4thではクリーン･ヴォーカルを大胆に導入し音楽的にも前作を経て大きく飛躍

 

レーベル元のドイツでチャート30位にランクイン

 

クレイドル・オブ・フィルスと並ぶ世界的なブラックメタル･バンドへ

 

 

 

「Pariah」（2005年）

NAGLFAR

 

スェーデン出身のメロディック･ブラックメタル、ナグルファーの4th

 

前作リリース後、オリジナル・メンバーでヴォーカルのイェンス･ライデンが学業を理由に脱退

 

ベースのクリストファー･オリヴィウスがヴォーカルを兼任してリリースされた作品

 

学業を理由に脱退て、どこかの国のアイドルみたいやな←

 

 

 

「Teras」（2012年）

NAGLFAR

 

同じくナグルファーの6th

 

 

 

「The Samberlain」（1993年）

DISSECTION

 

血ブロ初

 

1989年にスウェーデンで結成されたブラックメタル･バンド、ディセクションの1st

 

ブラックメタル･バンドの中でも「メロディック･ブラックメタル」のスタイルを確立した先駆者として有名

 

更にブラック・メタル･シーンだけでなく、初期IN FLAMESやCHILDREN OF BODOM、THE BLACK DAHLIA MURDERといったメロディック･デスメタル･シーンにも多大な影響を与えたバンド

 

流麗で複雑なツインリードと、ブラックメタル的なトレモロリフとブラストビートを用いた展開に、メロディアスかつ凶暴さ、更に極北の厳しい寒さやブリザードを思わせる圧倒的な描写力が合わさった歴史的名盤！

 

因みにこの1stはこの年に刺殺されたメイヘムのユーロニモスに捧げられた作品でもあるのよ

 

 

 

「Storm of the Light's Bane」（1995年）

DISSECTION

 

同じくディセクションの2nd

 

こちらもブリザードを思わせる荒涼とした寒々しい音色のギターが激しいリズムの上に乗って襲い掛かる名盤

 

しかし、2年後にバンド･リーダーのジョン･ノトヴェイトが殺人幇助の罪で逮捕、懲役8年の有罪判決を受け活動休止

 

2004年、ジョンの釈放と共に活動再開

 

2006年に3rdアルバムをリリースするも解散

 

そしてその年、ジョンは拳銃自殺で他界（享年31歳）