第3回目（第２回が中止ゆえ実質的に２回目）の
討論会が2020/10/22（この日は選挙の12日前）にありました。今日（2020/10/24）からは「あと10日」ですね。期日前投票は、4000万人（約20%か）に達するといいます。
大統領選挙（2020/11/03予定）前の共和党トランプ・民主党バイデン両候補の第１回討論会を私は生中継で見ましたが、２回目は見ておらずニュース番組で知っただけです。
第２回目は、討論会らしさが戻ってきた
と言っていたのですが、それだけ、私が見た1回目の討論会が、「割り込み満載で、討論会とは名ばかり」だったのですね。
今回もまた、言いっぱなしの"口撃"ばかりが目立ったようです。
米CBSが討論会前に録画していたインタビュー記事。
撮影はホワイトハウス（ＷＨ）も行なっていたようですが、それが悪いというのではなく
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- インタビューの途中で席を立ったらしいトランプ（べトナムでの第２回米朝会談を思い出します）。
- トランプは「バイデンのインタビュー番組を全て見たが、インタビュアーが優しい質問ばかりをしていた」と言うとインタビュアーは「私はバイデンにインタビューしたことはない」と反論（2020/10/24 03:45頃のBS日テレ またこちら）。日ごろのおこないと周辺事情から、私はインタビュアー側を信じ、これをトランプのでっち上げと判断します。もしも多少トランプを弁護するならば、当のインタビュアーの取材ではなかったのでしょうが、この勘違いを「全て見た」と事実であるかのように主張するトランプ。前期統合失調症でしょうか。
- CBSは「CBSが放送する前に公開しない」という合意をホワイトハウス側が破った、としますが、これも日ごろのおこないからトランプ側に非があると判断しました。
- 自分の主張を批判する相手なら、すべて同じに見えるトランプに、どうぞ「あはれ」の言葉を贈ってくださいね。自分の側には大きい違いがあるけれども、反対する相手はみな同じに見えるのは、普遍的か。
- これでもトランプを支持しますか。
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最後の直接対決、指導力競い合う 米大統領選討論会：Yahoo 共同通信 2020/10/23(金) 11:38
時刻を見ればわかりますが、実際に討論会があった、と伝えるだけで、ちょうどこのころ終わったのでしょう。
中身ある討論会に、トランプ氏すう勢変える場面作れず：cnn 2020.10.23 18:55
題名で「中身ある討論会に」とするのですが、それだけ「第１回目が史上最悪の討論会だった（特にトランプの割り込みが目立っていた）」ことを示しています。同時通訳泣かせの討論会（尤もその名に値しませんが）でした。
この結果運営側は、90分の間に6個のテーマが予定されており、各テーマでは、両候補の最初の２分間だけマイクオフ（消音）して割り込みを防ぐ苦肉の策に出ました。残り11分（=90/6-2×2）は割り込みありの「討論会」でした。
記事では、トランプが「自分ほど黒人のためにやってきた大統領はリンカーン以来いない」と根拠なく主張すれば（つまりウソ八百で、トランプにはこういう思い込みが多すぎる）、バイデンは「ここにいるエイブラハム・リンカーンは米国の歴史上最も人種差別的な大統領の１人」と主張し暗に複数の白人警官による黒人殺害を非難しております。
こういう討論会を「中身ある」とするのですね。
バイデン氏、北朝鮮に「正当性付与」と批判 トランプ氏は戦争回避強調―米大統領選：時事 2020年10月23日20時33分
トランプ氏、ＣＢＳに激高－放送前のインタビュー動画勝手に公開：Justin Sink 2020年10月23日 0:57
最もあきれたのは、この討論前のインタビュー記事で、「事前にCBSが放送（2020/10/25予定）する前に公開しないことで合意」していたのを、WH側が「勝手に破った」のです。合意を勝手に破ったというのは韓国そっくり････。
しかもインタビューをトランプ側が「途中で打ち切った」というのです。
トランプ ≒ 文在寅 という「法律無視」の両者。
トランプも文在寅も、北朝鮮へ「押しかけ女房」的に接しますが、トランプは極端に反中の反動で、文在寅は米中の両方に加担しない（そんなことは許されませんが）親中、という大きな違いがあります。
それでいて「米朝核戦争がなかった」とするトランプ。思い込みほど怖いものは、ありません。
さてさて、皆様はどう思われますか。