カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

ロシアの醜聞407 前NATO事務総長

2022年05月27日 00時16分35秒 | アジア

元デンマーク首相で、2014年までNATO事務総長を務めていたラスムセンが・・・・ 


「バイデンの率直さは新鮮。民主主義と独裁国の戦いは今後も続く」NATO元事務総長ラスムセン:NewsweekJapan 2022年5月26日(木)12時10分


前NATO事務総長(12代)登場に

期待が薄かったのですが、元デンマーク首相ラスムセン。その肩書と分析で力を発揮しました。

特に印象に残った言葉は・・・・

      • 露のウクライナ侵攻は、中国による台湾攻撃の決断を遅らせる効果があった
      • 例えば中東の湾岸諸国は、私たちにとってエネルギーの供給源として重要だ。欧が露との経済関係を完全に断ち、露産の原油や天然ガスの輸入をやめた場合、少なくとも短期的には、カタールやアラブ首長国連邦などからの輸入を増やさざるを得ない。民主主義の国ではないが、これらの国との協調は不可欠だろう。個人的には、これらの国は実質的に独裁国家だと思う。しかし(経済的な利害を慎重に計算すれば)必ずしも独裁国陣営に加担するとは限らない
      • しょせん、ビジネスと政治は切っても切れない仲なのだ。

しかし中国は、「内政干渉」し続け「内政干渉されることを極端に嫌う」、という古くさい手法に頼っています。

分かりやすく言えば、政経分離「不可の時代」とするラスムセンに対し、中国は「まだ可能」と考え、分かりやすさに原因があるかも知れませんが、「それぞれが二元論に頼っている」と言えます。

さてさて、皆様はどう思われますか。


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