沢山の人が集って参加して下さり、皆とっても熱心で濃密な時間となりました。
護身法でも深い所まで進めて行き、特に中級や上級では難しい部分もあったと思いますが、頑張っておられました。
初級では、身体と呼吸について、詳しく説明したりしながら、形と呼吸の基礎トレーニングをして貰いました。
月例会終了後、内弟子の詩乃やマッキーさんと反省会の様な話になりましたが、指導で気をつける事、指導する時の意識や手法等について話し合いました。
習う側の心構えや意識についても話が出ましたが、進化して行く人は、素直が一番です。
自分の考えややり方に固執して、素直に従えない人は、壁に当たる事が多いですね。
明らかに成長の見られる人、壁にぶつかっている人、心に何か重いものを持っている人など、指導していると伝わって来て見えて仕舞います。
呼吸で肉体を解放し、心を開放して行く。
肉体が閉じているのに心が開放する等と云う事はあり得ません。
三密を目指すのが密教であり、三密とは身口意、また心身意、そして天人地。
色々な三つのものを統一する事で開放に近づきます。
心が開放していれば、人でも仏でも神でも、心を通わせる事が出来ます。
頭で考えて行うのではなく、自然に心の奥から湧き上がる感覚を掴んで欲しいと思っています。
空手などの武道と同じく、何も考えずとも正しく動けるまで心と身体に沁み込ませて行って欲しいですね。
