春彼岸供養会が終了しました | Adept・Mentor 島津成晃の独り言

Adept・Mentor 島津成晃の独り言

感じたり思った事を書いて行きます。 時には秘伝などを書く事も。 空手や色々な趣味の話も。
アメンバー、読者登録は記事を書かれている方からのみ承認させて戴きます。
宜しくお願いします。

 21日は毎年この日に行いますが、春の彼岸供養会を行いました。
遠方からも多数の御供養の依頼が届き、沢山の方が御参加戴きました。
今回は何故か故人の俗名での御供養が数多くあり、それぞれ生々しさがあって、かなりの重い空気の御供養となりました。
読経中も、内弟子達も同じ事を云っていましたが、目が霞んで経典が見え難くなり、読経の声も擦れて来て出辛くなりました。
皆が気合いを入れて助法してくれて、無事に読経を終える事が出来ましたが、内弟子達もかなり消耗した様でした。

 毎回、本当に多くの御供養の依頼を戴き、御信頼戴いてお申し込み戴き、有り難い事です。

 また、昨日は所用で早起きして新宿へ出かけ、夜は伝授でした。
内弟子のNがお客様から戴いた一言で原点回帰する事が出来て、初心を忘れていた自分を心底恥じたと涙したと云っておりましたが、余りにも忙しさの中に身を置いている事で、いつも通り間違いのない接客をしていながらも、その心の内に初心を忘れて仕舞っていた事を、気付かせて戴いた事は、有り難い事だと思います。
お褒めの言葉だったそうですが、それが切っ掛けとなり、自分を顧みて恥じたと云う事は、彼の純粋さと意識の高さの表れと思います。
また、二名の内弟子は、地方への出張だったらしく、かなり疲労した感じでしたが、厳しい彼岸の供養の後でもありながら、頑張った様です。
もう一名も、昨日しっかりイベントを行って来たと云う事でしたが、皆、しっかり頑張っていますね。

 フルマラソンを完走した内弟子の足のダメージがまだ残っていたので、気療しましたが、その時に内弟子はもう取らないのかと云う質問がありました。
何故そんな事を聞いたのかと思いましたが、内弟子はどうしたらなれるのかとか、内弟子になりたいと思っている人がいると云う話も月例会の帰り道等である様だと云う事でした。
なので、内弟子の条件と云う話になりましたが、伝授での修行や内弟子の存在と云う事についての話をしました。
能力があるとか、霊感があるとか、何が出来るとか、そう云う事で内弟子に受け入れる事は絶対にありません。
その人の本質、魂の状態が最も重要です。
それに伴って、絶対的な信頼を私が持つ事が出来る事です。
人としての信頼、信用ではなく、絶対的な信頼がなければ弟子として受け入れる事はあり得ません。
極論するなら、戦場に於て互いに信頼し合って命を預ける事が出来る戦友です。
師匠と弟子は、家族より濃い絆で結ばれます。
その確信あっての内弟子です。
内弟子だから偉い、人からそう云う扱いを受ける、何が出来るから内弟子に相応しい、そんな軽薄な意識がある時点で、内弟子候補から外れます。
仏様や神様との御縁と同様、望んでなるものではなく、時が満ちた時に自然と当然の様に指命されてなるものです。
選民意識や承認欲求、名誉欲等とは無縁のもので、理屈ではありません。
技術においても、パワーレベルにおいても、意識の高さにおいても、内弟子達は常人を遙かに越えていると思います。
それは、修行もさる事ながら、その心の濁りのない純粋さと、揺るぎない意志の強さ、そして本当の意味での上昇志向と常在修行の生き様から来ています。

$Adept・Mentor 島津成晃の独り言-banner

読者登録してね