本日も昨年亡くなられた方の御供養をさせて戴きました。
御供養とは、一般的には亡くなられた方や御先祖様の為に行います。
ですが、御供養を行って、御依頼戴いた方が楽になられると云う事があります。
それは当然の事です。
御先祖様や亡くなられた方の記憶や、遺伝が残っていますから、御供養を行う事で、それらが癒され解消される事で楽になります。
真に御供養と云うのは、御霊と御依頼者、両方が同じ様に癒され楽になる為に行います。
詠ませて戴くお経は、本来は仏様の境地や悟りを著していて、それを学ぶ為に経典として成立しています。
それを供養と云う形でお詠みするのは、その祈りを通じて仏の境地や悟りをお伝えして、その境地に近づいて戴く為です。
同時に、音程やリズム等も大切です。
古来から伝わるサウンドセラピー、音楽療法と云っても良いかもしれません。
そして、お灯明の光、お線香の香り、どちらも大切な要素となります。
また、仏教に於て、いわゆる仏様に対して祈る事を供養すると云う言葉で表わす事があります。
余計な願い事などを含めず、ひたすら真摯に純粋に祈る事を供養すると云います。
御供養の御依頼を戴く事は、とても有り難い事です。

