空手道の稽古 | Adept・Mentor 島津成晃の独り言

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 本日も稽古に行きました。
参加者が阿曽と私達と白帯の女性だけだったので、基本と移動稽古をきっちり念入りにやり、型の稽古では白帯を私が指導して、阿曽と妻は撃砕の稽古をしていました。
その後はミットを少し突きの練習をして貰いました。
最後のスパーリングは時間の関係もあり12ラウンド。
それでもしっかり汗をかきました。
師範のお仕事の関係で代行させて戴きましたが、稽古後に師範と話していて、武道空手を大切に守って稽古して行きたいと云う話題になりました。
基本稽古、移動稽古で空手の身体の使い方をしっかり学び沁み込ませて行く。
競技としての空手を認めつつも、空手道として、武道と云うものに拘って稽古し、道場稽古して行きたいですねと。
フルコンタクトではどうしても、試合の為の稽古に比重が置かれて仕舞い勝ちになります。
しかし、空手道の本質は武道であり、基本稽古や移動稽古、型の中に空手道精神、武道精神が宿ります。
試合で勝つ為だけの稽古は、競技空手であり、スポーツ的になって仕舞い勝ちです。
武道空手として、勝つ空手ではなく、負けない空手と云うもの、自分を高めて行く空手、自己統一して行く為の空手を大切にして行きたいと思いますね。
試合のルールの中では、競技空手の稽古に特化した人達は強いかもしれませんが、実戦と云う場面を想定した時、徹底的に武道空手を稽古した人の方が被害を受けない確率が高いと云えます。
自身と身近な人を守る事が出来る武道としての空手。
本質を忘れないでいたいですね。

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