「このピアノがこれまでに鳴らした全ての音が、
今も鳴り続けていることを感じました。」
とある古いピアノが修復され、演奏したピアニストの言葉。
「んなことあるかいな!」
って思うことも、
世界一の「説明の天才(別名ヘリクツ大王)」であるさとうみつろうさんにかかると?
例えば、隣の人がトライアングルを「チーン♪」と鳴らして、
すぐに手渡されたら、
もちろん、あなたの手の中でも「その振動」は続いている。
同じように、
実は「これまでの振動」が鳴り止まず、その物質の中に畳み込まれているという考え方。
運んでいる時にピアノを落としてしまって、50cmも盤が欠けたとする。
すると、ピアノの「鳴り音」は「50cm」の面積分だけ、「欠けた」固有振動数になる。
大きなタンバリンを、削って小さくしたら、「音の振動パターン」が変わるのは誰にでも容易に想像がつく。
次に、
誰かがピアノをハンマーで叩いて、3cm欠損したとする。
当然、そこから先は「3cm」欠けた(固有振動数)音になる。
これは、
誰かが「叩いた振動」が、ピアノに保存された
ということだ。
じゃあ、違う誰かが優しくえんぴつで叩いて、
0.001mm欠損したとする。
顕微鏡で見ないと分からないくらい、めっちゃ小さく欠けていた。
もちろん、その後のピアノはずっとこの「叩いた振動」が保存される。
さぁ、分かってきた。
誰かが「とても優しく」「弾いた」とする。
「弾く」のも、「叩く」のも、
結局は外部から「振動を与える」ということ。
もちろんその後ピアノはずっと「その振動」が保存される。
では、冒頭のピアニストのセリフをもう一度。
とある古いピアノが修復され、演奏したピアニストの言葉。
「このピアノがこれまでに鳴らした全ての音が、
今も鳴り続けていることを感じました。」
一流のピアニストが研ぎ澄ました「感覚」で捉えても、
超一流のヘリクツシトが理論で唱えても。
これまでに、どのように扱われたのか。
その全ての「記憶振動」を物質は保持している。
↑10人でピアノをピラミッドに運び入れる映像。
ちなみに、アップライトピアノは230kgくらいで、
プロの運送屋さんは、2人で運ぶ。階段も上る。
プロにお金で頼めば、ひょいひょいと苦も無く運び入れただろう。
でも、10人が「てこの原理?」とか「智慧」を絞って、
愛で運び入れたピアノ。
きっと、その全ての「想い(振動)」がしっかりと乗っかっている。
動画の6分33秒。
初めてピラミットで鳴ったその「音」に、俺はすぐ気付いたけどね(笑)
これはピアノや楽器だけの話しじゃない。
これまでどのように触われられて来たか。
どのように扱われて来たか。
その全ての外部からの刺激(愛)を、全ての物質が保存している。
「あなた」もご多分に漏れずそうだ。
これまでの「全ての外部との関わり」が、今も「あなた」から鳴っている。
過去に誰かに叩かれたら、その分「臆病」になっているだろうし、
フーゾクで、誰かにゾクゾクするように触れられたなら、
そのゾクゾクの分だけ、思考が変わっている。
・・・フーゾクさえ例えに出さなければ、めっちゃ良い話だったのに・・・。
光楽園も、そう。
1つずつ、丁寧に壁を剥がし床を取り除き、木材を運び出した建物。
世界中のどの建物よりも「愛を込めて」壊された光楽園で、
その「保存された振動」が、いよいよピラミッドで鳴る。
楽しみじゃ。
↓今週の金曜日です↓
壊れかけのピアノを、世界一のピアノシンガーが演奏します。
これまでの歴史が鳴ります。
参加する人は、必ずいつものフォームに登録後に↓来てね。
それ以外の日にちも、まいにち古民家再生WS開催中。
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本日のFacebook記事に書いた、
「固有振動数」については、以下の過去動画でも説明されてます↓
↓音の専門家松下先生によると、その振動を保存している場所は、「水」。
どんな物資にも、必ず水が含まれてる。カラカラに焼き上げた陶器にも。
水が含まれてないと、サラサラと砂のように瓦解するらしい。ボンド代わりの水。
松下先生との新しい対談動画を今週末にアップします。
今日は下の2つのボタンを押す祭、
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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。中2の長男コクトウ君と、小4の長女ザラメちゃん、3才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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