冷やし珈琲、氷コーヒー | 大山格のブログ

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おもに歴史について綴っていきます。
実証を重んじます。妄想で歴史を論じようとする人はサヨウナラ。

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 暑さ対策いろいろ考えておりますが、道具で解決できるなら、その道具を揃えるのがベストです。ペットボトルを持ち歩くとき、ぶつけて割っちゃったら困ります。プラかステンレスの水筒があれば解決できる問題なので、きょうはあちこちの店を見て歩いてました。キャンプ用と登山用とスポーツ用で違うんですよねぇ。結局ドンキで500円のステンレス製をゲットしました。
 喉が渇いてアイスコーヒーが飲みたくなりまして、都営新宿線の小川町駅と、半蔵門線や三田線の神保町駅の中間にある、眞踏珈琲店さんへ。


 こちらの水出しアイスコーヒーが美味しいのです。ちなみに熱いのを頼むと、手作業でドリップしたのが出て来ます。ツイッターで絶叫している眞踏珈琲店さんですが、リアルでは絶叫したところを見た事がありません。


 わが国にけるアイスコーヒーの起源は、よくわからないんですが、一説によると神田小川町の氷店の品書きに「氷コーヒー」が出てくるのが、おそらく最古ではないかと……。


 一次史料まで遡って起源論争をするモチベーションはございませんので、これくらいで御勘弁ください。石井研堂著『明治事物起原』には、明治24年8月に「氷コーヒー二銭五厘」と広告が出ていたと記されています。


 ミリミリ調べるとなると、輸入氷しか流通していなかった時代~函館の天然氷が横浜や東京に入ってきた時代~機械式製氷が商業ベースに乗った時代というような時代の変遷をも調べないといけません。仕事じゃないのに、そこまでやるのはなぁ。


 明治時代に点滴式の水出し抽出がなされたかどうか。はたまた「冷やしコーヒー」なるものもあったとのことで、瓶にコーヒーを詰めて井戸で冷やしたものだったり……。神田小川町の製氷会社がつくった「氷コーヒー」は、氷入りだったのでしょうけど、井戸で冷やしたのはどうなのかな?


 ともあれ、眞踏珈琲店のアイスコーヒーは水出しで美味しいです。


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ともあれ、ツタヤ図書館と江戸しぐさは滅ぼすべきです。


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