私のクライアントさんで別居している
方がいます。
これまで大きな喧嘩はしましたか？
とお聞きすると、思い出しても
それほど大きな争い事はなかった。
と答えるケースがあります。
知らず知らずに夫を傷つけていたのかも・・・
と振り返るのです。
妻からの何気ないそっけない態度や、
一方的なおしつけ。
これがどれほどの後遺症になるのか。
妻はまったく知らずにいることが
多いのです。
大分昔の話ですが、私が夫のプレゼントを
喜ばなかったことがあります。
その一件で夫は一生、私にモノを
買ってあげるという
意欲がなくなったそうです。
夫は、翌年のクリスマスのとき
「あの一件以来、ママには何も買えなくなった。
何もプレゼントがなくてごめん」と
言っていました。
私はドキっとしました。
「どんだけひきずってるの？」
って思いますね。
しかし、これが現実です。
通常は妻に対して絶望的になり
毒づいたりすることもあります。
男性の心はある意味では女性より
敏感です。
女性よりはるかに傷つきやすいことを
妻は知りません。
大の大人があんなことぐらいで。って
簡単に考えてしまいます。
妻は、日々のストレスをその場で
発散できますが、大人の男性で
あればあるほど、溜め込みます。
私のクライアントさんも言います。
あんなに人格的で素晴らしい夫だったのに
突然、変わってしまったんです！
普段から優しい夫は溜め込んで
溜め込んで・・・
一気に吹き出したり、ある日突然
家を出たりします。
本人もわけがわからずに
離婚などと口走る。
妻が思いもしないことで
夫がひきずっていること。
これを知らないと、男性は自分の
存在価値を疑うように
なってしまうのです。
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