どうもアメリカの一部の人々にとって、『くるみ割り人形』のバレエを鑑賞しないと年越しができへんらしい。

日本でもそうなんかもしれんけど、うちは全然知らんかった。アメリカに来て、感謝祭のあたりからカレッジだのなんだので『くるみ割り人形』バレエの宣伝を冬が近づくと見かけてたんよね。

 

ママ友が「くるみ割りを見なきゃ年末って感じしないわよね」と言うんを耳にした時、うちは「そうやねぇ〜」と適当な相槌をうった。で、そんなもんなんか…と違う世界を垣間見た感。

 

で、本日初めてバレエ『くるみ割り人形』を鑑賞しに行った。

娘のバレエスタジオの仲間、そして学校での仲良しが出るからね〜。

ローズのママは娘2人とも出場するもんやからここしばらくは本当に多忙を極めてたし、その話を何度も聞いた以上、うちも拝見させてもらわにゃウインクという軽い義務感のようなものもあった。

 

実は娘もバレエスタジオから「パフォーミングチームに入りませんか」て招待されたけど、人前でパフォする機会が増えることを娘が躊躇して嫌がった。夫とうちもあえて強制する意味無いんで、娘の気持ちを尊重。

でもパフォーミングチームに入ってる仲間が舞台で踊るんを見たら、娘も挑戦してみたくなるかも?という思いもあって今日の舞台を見に行った。

 

アマチュアの舞台やけど、とっても立派で素敵やったラブ

支援する会社があって、衣装や小道具や大道具をまるっとレンタルしてくれるんやて。アメリカ(だけなのか?)の年末風物詩なら、あちこちのバレエスタジオがレンタルするやろうから、ビジネスとしても成り立つんやろうね。くるみ割り人形だけやなく、他の演目も一揃いありそう。

 

美麗な衣装をまとってなかなか見事に踊るダンサー達を見てたら、うちが日本に居た時にバレエを何年も続けてた美少年を思い出した。

彼も今は青年の年齢で、バレエはしばらく前にやめてしもたとか。

彼は見た目も踊りも良かったから、男性バレエダンサーが少ない中では非常に貴重やったのにな〜と、アメリカでも男性バレエダンサーが少ないんを見たらしみじみ思った。

娘のバレエクラスには男子がひとりいるけど、他はもちろん女子ばっかり。今回の舞台でも、他所から男性ダンサーを借りてきてる。

 

さて、実際の舞台で娘の友だちがどんな役割をするんかな〜と楽しみにしてたら、むっちゃ可愛いかった。

もちろん派手な踊りなんてできへんけど、可愛い衣装を着て、全員がぴしっと一致せんでも大丈夫な振り付けで頑張ってた。

大事なのは、舞台度胸をつけることやたくさんの人の前で踊って拍手をもらうこと。

娘の仲良しローズは『くるみ割り人形』舞台に出るんは3年目で、彼女のお姉ちゃんは6年目びっくり

お姉ちゃんは配役をふたつもらい、見事にこなしてたラブ

 

娘もいつか舞台で踊る日が来るんかなぁ。

まぁ、仮に来年出るとしても子供だましな役割しかできへんやろうけど。

 

『くるみ割り人形』の見どころは、シュガープラムの精のパ・ドゥ・ドゥ(男女で踊る)やと、本日初めて知った。

クララが主人公やから、クララが王子と踊るんがクライマックスかいのぉ〜と思ってたらちゃいますやん笑い泣き

これやから無知ん子は。

さらに「あ、この曲知ってる。くるみ割り人形やったんか!」てのもいくつかあった無知ん子(;´∀`)

 

そんなおばちゃんね、クララがくるみ割り人形を嬉しそうに掲げるラストシーンで、感動したで〜。

ひとつの舞台を皆で見事にやり通すのと愛らしいクララの冒険が無事済んだのと重なって、おばちゃんちょっと目がウルってきたやん。

 

うちの娘は1幕では椅子から乗り出して一生懸命見てた。休憩後の2幕では途中で集中力が途切れたんか、椅子の上でもぞもぞ。

でも毎回拍手の時は力いっぱいしつこく叩いてた。非常に楽しんだようで、良かったおねがい 帰宅後もパンフレットを一生懸命読んでる。

バレエレッスンも先生がひとつ上のクラスに上がったら良いよ〜と言うてくれたんで、空きを待ってるとこ。

バレエもバイオリンもどこまで続くんかわからんけど、長く楽しんでほしいな〜とおかんは望む。

 

一方、息子は何をしてたかっちゅーたら、仲良しのクリスチャンのお誕生日会に参加してた。

エスケープルームという、謎解き脱出ゲームのところで楽しく遊んでた。ちょうど『くるみ割り人形』の時間と重なってたんで、助かった。

息子を迎えに行ったら、14歳ほやほやのクリスチャンは髪の毛をブリーチ済みやったポーン 元がブロンドやから違和感薄いけどな、輝きは飾りじゃないガラスの十代怖い滝汗

 

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