息子のクラスメートにチャン君というのがいる(ファーストネームは今回は無しで)。
昨年初冬ごろから息子がチャン君の話を時々するようになった。
で、ある日息子は「チャン君がスニーカーくれるって!」とすごい嬉しそうに言うてきた。
(゚Д゚)ハァ?
中学生男子は意味不明。
なんやそれ。
話を聞いてみたら、ナイキの高級スニーカーをチャン君は「もういらんから、息子君にあげるわ〜」て言うてくれたとか。
普通に買えば300ドルだか600ドルだかするようなスニーカー。
それをやると言われてホクホクする息子。
せやからお前はどアフォやねん
いくら真新しい中古とはいえ、そんな高価なもんをほいほいもらおうとするなっちゅーねん!
人(←ただの人やなく、汗臭い中学生男子)が履いたスニーカーをもらうな、ヴォケっ(# ゚Д゚)
息子に言うた。
「そんな高価な物をもらう理由は無い。あちらさんはまったくの善意かもしれんけど、高価な物をもらえば自然と心が隷属してしまう。笑顔で断りなさい」
夫も禿同。
息子は「チャン君ちはすごいお金有るから、全然気にせえへんねん」て言うけどさ、そういう問題やないっちゅーの。
チャン君が自分で稼いだお金とちゃうやん。チャン君の親御さんの稼ぎやん。
てか、13歳にほいほいと高価な物をバンバン買い与えまくる親ってあたりで、感覚ちゃうからこっちは慎重に距離をとりたいタイプやわ
「もらうなら、飴ちゃん1個にしとけ。それがリミットや!」と言い渡した時、息子は納得してへん雰囲気やった。
そして先日も同じようなことが発生。
チャン君がまた何か(←忘れた)くれるって言うねん!と息子が嬉しそうに報告してきた。
またチャン君かぃ〜
またまた高価な品物を「僕、もういらんから〜」って仲良しに気楽にくれてやろう、と。
なのでまたまた息子に同じ説教をすることになった。
てか、前回の説教はまったく無駄やったんか、アフォ息子よ…
高価な品物(高価やなくても)を何度も何度ももらうと、チャン君の頼み事をあんたは断れんような関係になる。
チャン君がそうと意図せんでも、主従関係に似たものになる。
高価な物によって、あんたの心が買われて飼われる。
スニーカーくらいあんたのパパがまともなもんを必要な時にきっちり買ってくれる。
誕生日でもないのに、乞食みたく物をもらうな!(しかも中古)
あんたにプライドは無いんか!?←無さそう
もらうのは、飴ちゃん1個まで! 美味しいものを友達とシェアするのはヨロシイ!
こんなけ言うても、息子にはあんまり響いてへんみたい。
中学校に入って、ほんまに拝金的になってしもたわ
オニヅカをパクった恩知らずのダブスタナイキが大量に作る石油製品を崇めるなっちゅーの。
それにしてもチャン君…。
困った子やなぁ
悪気無くて気前良いんやろうけど、その振る舞いがいかにも成金の親を持つって感じやん。親はいくら金持ちであっても、節度と気品を持ってほしい。
そんなわけで、チャン君のお金持ちっぷりに幻惑されてる息子。
チャン君ちはマンモスマウンテンに不動産があるらしく、週末にひとっ走り(5時間)行ってスキーやスノボをしたりするとか。
よくわからん…。現地から写真入りのメッセージを息子に送ってくれたりする。
泊まりにせえへんのかね?
さらにチャン君は12月のとある週末の夜にLA(サンタモニカあたり)のレストランで不良にからまれて銃を突きつけられ何やら(現金かだれかのスマホか)を奪われたとかって出来事もあった。
(゚Д゚)ハァ?
その時詳しい話を聞くように息子をプッシュすると、チャン君達はティーン数人だけでバーガーレストランに居たんやて。嘘ではないと思う…。
(゚Д゚)ハァ?
なんで保護者が一緒におらへんの?
チャン君一家、やっぱ意味不
今後は、札束で頬をはたいてくる人には冷笑を浴びせる息子に育ってください
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