現場で使用する塗料は一斗缶です。

大体中身は15キロ缶だったりしますが、その缶を開けるために使用するのが「カワスキ」。

スクレーパーと言ったりもします。スクレーパーは、ブレード部分が広く、フラットな形状をしており、丸みを帯びた形状をしていますが用途はほぼ同じです。

 

 

缶を開ける際に力を使うのが、90度の角の部分です。

でもこちらの動画のようにほぼ毎日缶を切ってるので塗装職人は慣れてます。

 

 

角は材料屋でもこのようなVカッターなるものも売っているようですが、恐らく職人さんで持っている人は見かけたことが無いですが、便利なものかもしれません。

 

一斗缶をカワスキを使って開ける際には、一定の力が必要になります。

主には体重をカワスキに乗せて後は膝の上下のようなスクワットに似た体制で開けていきます。

 

開けるときの注意点といえば急激に開いてふたにくっついていた中身が飛び出してしまう可能性があるため、力加減には注意が必要なのです。

 

 

手を切る可能性もあるので軍手などをつけて作業をします。

素手で缶をつかんで開けようとすると、缶のフチやフタの切れ端が手に当たって怪我してしまうからですね。

 

現場では多くの塗料缶が並べられていきます。

 

外壁塗装には塗布量が大事だったりするのでこのような報告書を出すことがあります。

 

いずれも塗料の缶開けは中々力がいるのでした。