こんにちは
子ども達に研究・開発型指導を
している二宮です。
『一文読解』をマスターすると、国語
の力を英語の力を同時に上げることが
できるようになります。
そのわけをお話しましょう。
例えば、誰かが１０分くらい話をした
としましょう。そこに参加しなかった
人から、
「どんな話だった？」
と聞かれ、手短に要点を伝えることが
できますか？
こういうことができる人は、国語の成
績や偏差値が高い人です。
長文を要約できる人、というわけです。
この長文を要約するために必要なこと
は、一文を要約することです。
（これを一文読解と名付けました。）
例題）次の文を要約してください。
昨日私は家族４人でディズニーランドに
行きました。雨のせいかお客さんは少な
かったようで、あまり並ばずに１５個の
アトラクションを楽しむことができまし
た。
これを要約するには、一文読解をします。
まず最初の文の主語と述語を見つけます。
『私は』『行きました』です。
『私は行きました』だけだと情報不足な
ので、言葉を一つ加えます。
『ディズニーランド』ですね。
『私はディズニーランドに行きました。』
これが最初の文の要約です。
次に２つ目の文を要約します。主語と述語
を見つけると、
『（なし）』『楽しむことができました』
です。
主語が省略されているのは、明白だから。
（日本語は平気で主語を省略する言葉です）
『私（たち）は楽しむことができました。』
一つ加えて
『私（たち）はアトラクションを楽しむこと
ができました。』
このように、一文を要約するように全体を
読んでいけば、要点がつかみやすくなりま
すし、その上で文全体の要点をまとめれば
いいのです。
次に英語の力にどうつながるか、というと
英訳するときに、主語と述語（動詞）を
見つけているので、それをそのまま使うこ
とができます。
『私はディズニーランドに行きました。』
I went to Tokyo Disneyland.
『私（たち）はアトラクションを楽しむこと
ができました。』
I enjoyed mane attraction.
このようにすれば、すぐに英語の中心部分
ができますので、追加情報はこの後に加え
ていくだけとなります。
特に２つ目の文を英語にしようとすると、
まず、『ディズニーランド』とか『お客さん』
を主語にした文を書く中学生が多く、できず
に途中であきらめてしまうわけです。
英語の長文を読むときもこの方法を使います。
一文読解をしながら読んでいくわけです。つ
まり、主語と動詞と重要な言葉だけを読み飛
ばしていくわけです。
これで文章の大筋がつかめます。あとは問題
で精読すべきところだけ精読していきます。
このように、一文読解をマスターすれば、
国語にも英語にもいい影響を与えることが
できるのです。
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しれませんが、あえて、
生徒の読解力を伸ばすことができない
先生に対して宣戦布告をしていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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【発行者】まめの木塾塾長 二宮智宏
【特電法】西東京市田無町3－3－25
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