河口湖に富士山を見に行きました。

 

河口湖に行くのは何年ぶりかしら。

 

本当に久しぶりでした。

 

結婚していた時は、山中湖に姑の別荘があり

 

そこによく行きました。

 

姑が女優さんをしていた時に買ったものだそうで

 

古くて、滅多に使わないから

 

湿気がすごくて、行くとまず、車の上に布団を干して

 

風通しをして。。。。

 

たくさん死んでる虫の死骸を掃いて掃除して。。。

 

車が入れるように、庭の草刈りをして。

 

(それでも全部なんて無理)

 

 

別荘って、管理が大事なんだな。

 

人が来ないと家って死んじゃうんだなとわかったのでした。

 

 

今回、河口湖に行って、当然、その当時のことを

 

思い出すわけですが(河口湖と山中湖は近いから)

 

富士山を見た思い出が全くないの。

 

私は夫と富士山を眺めたことあるのだろうか???と

 

思うほど。

 

若くて富士山に興味がなかったのかな?

 

いや、絶対に見えてたはずなのに。

 

 

思い出すのは

 

カマドウマという虫が、帰宅したバッグの中に

 

入っていたこととか、

 

(とにかく床にカマドウマの死骸がすごかった・・)

 

お風呂が使えなくて

 

近くのホテルの大浴場に二人でこっそり入りにいったこととか。笑

 

↓この記事に書いてあります。

 

 

 

いつも車中では彼が今井美樹をかけていて

 

「黄色いテレビ」という曲が彼は好きで

 

私が「なにそれ」と言い(黄色いテレビなんて

 

インテリア的にありえないって思っていた)

 

けれど、曲を聞いたら、寂しくていい曲で

 

二人でよく聞いたなあとか。そんな思い出。

 

そして、当時は携帯電話が普及していなくて

 

(彼はお金もちのお坊ちゃんなので、大きな大きな携帯を

持っていたけど)

 

夜になると、テレビもないし、暇で、時間を潰すのが

 

大変だったな〜。眠れなかったな〜とか。

 

そんなことを思い出す。

 

 

富士山が大きく綺麗だったな〜とか全くなくて

 

景色もろくに覚えていなくて

 

ただ、車から見た道路は覚えている。

 

 

富士山って歳を重ねた方が見たくなるのでしょうか?

 

桜の花もそうね。歳を重ねるたびに美しさが

 

わかるし、ありがたみがわかる気がする。

 

もしかして、結婚してから離婚するまでずっと悩んでいたので

 

下を向いていたのかもしれない。

 

 

彼と、どんな話をしていたのかもよく覚えていない。

 

たぶん、そんなに深い話はしなかったのかもしれないなあ。

 

話していて「楽しかった」という思いもない笑

 

きっと彼もそうだったのかもしれないね。

 

ただ、「好き」だった。それだけだった。

 

今は話していて楽しい人がいいなと思い、そこは

 

譲れない。

 

 

そして富士山を見て「綺麗だね」と二人で言いたい。

 

 

そして

 

そんな今日は、29年前に結婚した日だった。

 

先ほどzoomで話していて気がついた。

 

あの日もこんな風に確か晴れていた。(うろ覚え)

 

 

 

過去の思い出って消そうとしても消えない。

 

いつまでも忘れずに覚えているもので

 

それでいいんだね。

 

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