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20181005

2018年10月05日 | blog

先日、血の轍という漫画を読んだ。本作に出てくる毒親は、かつての自分の両親と似ている部分があり、ぞっとした。私の両親は、兄弟が重い障害を背負って生まれたことから、自責の念やストレスを抱えた状態で私を産んだ。そして、3歳以上の脳にはなれない兄弟と、そこからどんどん自我が芽生える私を比較して、兄弟は大人になれないのに私だけ大人になるなんて許せないと思ったのかもしれない。友人の悪口を言ったり、介護のためもあるが家にいて外で遊ぶことを嫌がった。どんな友人でも何かしら理由を付けて否定した。私は友達がほとんどいなかった。子供のころ。本作では異常な母がキーパーソンになっているがうちは父も異常だったような気がする。私が女性になることをひどく嫌がった。母が入院し二人きりで生活しているときは、家事をする私をじっと監視していた。正直ずっと気持ちが悪かった。時がたち、1人暮らしをすルために仕事を頑張り貯金をしているときに、親が勝手に引っ越しを決めたのだ。家を売りに出したのだ。私の通勤のことなど全く気にせず。もしかしたら私が自立しようとしているのを阻害するために、一緒に引っ越し仕事をやめるよう仕向けていたのかもしれない。私はそこで一人暮らしをすることを選んだ。貯金はなくなったがそれでよかったと思っている。色々な仕事を経験したが、一度もやっていなくて、体験しておけばよかったと思うのがキャバクラだ。キャバクラは、客を楽しませればいいというものではなく、一緒に働く他のスタッフへの気配りが重要な仕事だ。同時に色々な人の気持ちを考えることが苦手な私には向いていない仕事だが、人の気持ちを知るには一番いい仕事だと思う。人は、当然一人では生きていけない。どんなに底辺の仕事でも必要とされているならそれは立派な「職」なのだ。チラシ配り、呼び込み、灰皿の掃除、洗濯・・・。どのポジションでも構わないから経験し、人を知る人になりたい。毒のある家庭から少し脱出出来ている今、そんなことを思っていた。


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