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ブラックデス？クリスマスローズの病気…その後
３月下旬から黒死病（ブラックデス）疑いで隔離しているクリスマスローズ オリエンタリスダブル。
あまりのつぼみの多さにすぐに処分する気になれず、玄関内にて様子を見ていました。
※今回、症状記録のため写真が多めです。
↑前回の詳細記事
出ていたつぼみが大体花開いたのは４月頭の事
やたらと元気なのは、植物が枯れる寸前その最後の力を振り絞り大量の花を咲かせ結実させるというあの現象なのか？
初めにシミが出た花は段々と色がクリームホワイトからグリーンへと変ってきました。
でもね、、シミ自体もちょっと薄くなってきたんですよね。
この時点で「…おや？」と思ったんです。段々と病変が広がると思っていたのに、葉にはシミが浮き出て来ません。
ほら、新しく出てきた葉はとても綺麗。
（去年からの古い葉は枯れ込んで来ていますが、これは灰色カビ病ではなく単に葉の更新時期）
花も、花弁のシミは表面側のみで内部にシミは出ていません。
白い綺麗な、柔らかい花弁。
数日後、開花が進み花弁がしっかりと伸びてサイズが大きくなった花たち…なんとも見事な姿になりました。
新しい花はシミひとつ無く、ウェーブがかった花弁がとても綺麗…
これは…これは、断定はまだ出来ないけれど
あの黒いシミ、もしかして殺菌殺虫剤による薬害だったのでは？？？
と言うのも、あのシミが濃く出た日より３日前、バラの定期薬剤散布をしたんですよ。
オルトラン250倍＋サルバトーレME1000倍と、年明け一発目なのでアブラムシとバラゾウ防除の為少し濃い目に。
バラ用の濃度なので他の植物に直接掛けまわすような事はしていなかったのですが、噴霧の際、周辺に飛沫が掛かるのは防げませんし、無農薬野菜を育ててるわけでもないので、多少掛かった所で問題はないだろうと思っていました。
薬害で検索をすると、こんな記事もありました。↓
花弁のシミの感じが似ていますし、散布後２～３日で症状が現れるというのも当てはまります。
ブラックデスやその他ウイルスの病気と間違いやすい、という記述も見えました。
なんだ、…なんだ～～～～！？？？
あなた、病気じゃなかったの？？
ただ薬に生理的反応しただけだったの？？だとしたら…
速攻で処分しなくて良かった～～～～！！！！！！！
ホント、様子見して良かった…！！！！
カエデノハの庭の歴史、１０年を共にした初期メンバーを危うく間違いで処分する所でしたよ…
また少し経って昨日の姿
一応、念の為…春から秋くらいまではこの玄関先で様子を見ますが、来年は中庭テラス前に戻してあげたいな。
触ったら手洗い、ハサミを使ったら器具消毒、は今の所徹底しています。
何かあったらイヤですからね。。疑いが完全に晴れてはないのでそこだけはしっかりした上で、クリロー生存可能性大の喜びをかみしめながら様子見継続、です。
真っ白な花も大好きですが、咲き進んだグリーンカラーが雰囲気あってお気に入り。
この見事な姿、シミの無い状態でテラスでゆっくり眺めたかったなあ…
ちなみに、花は30輪くらい咲きました。地植えでもない鉢クリローでこんなに目一杯咲いたのは初めて。
…だからこそ、ヤバい病気を疑っちゃったんですけどね。
オリエンタリスダブルの種、むか～～しオープンガーデンのお客様へお土産にパックした事があったっけ。
多分今年、庭でこぼれ種がいくつか芽吹いていますが、この株の種か確実では無いので、万一を考えて今年はちゃんと種を採っておこうかと思います。
皆様も、ウイルス病と薬害の間違いにはどうかお気を付け下さい。
せめて処分の前に１ヶ月くらい様子見期間を設ける事をお勧めします。（我が家は厳重隔離期間は目の細かな洗濯ネット（大）に鉢ごと入れて管理していました。これなら水やりもそのまま出来るし、アリ、アブラムシは抜けられません。スリップスは…通っちゃうかもだけど確率は低いです）
続報は無いと思いたいですが、何か異変があればまた記事にまとめますね。
はーー やっぱ嬉しいもんは嬉しいわ～～良かった～～～ブラックデスじゃないっぽくて～～～
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