前回のブログでは、

男性、女性の不妊における原因について

お伝えしました。

 

今回は妊活、不妊治療における

スーパーライザーを使用した

レーザー治療の効果について説明します。

 

スーパーライザーは

妊活、不妊治療をされている方には、

・首の付け根にある星状神経節という交感神経の塊

・下腹部の血流改善の目的で下腹部

・子宮、卵巣に刺激を与える為、臀部にある陰部神経

の3か所にレーザー治療をおこないます。

 

レーザー治療は

まず頸椎の6番目と7番目の前にある

星状神経節という交感神経の塊に

レーザーを照射します。

 

この交感神経の塊は

頸椎の前にありますので、

レーザーは頸の前から照射します。

 

星状神経節に照射することで、

身体全体の自律神経を整え、

リラックス状態にすることで

身体全体の血流状態を促進させます。

そして子宮・卵巣動静脈へ

下腹部や臀部の方から

陰部神経にレーザーを照射して

子宮、卵巣の血流をアップさせるという流れで

おこなっていきます。

 

まず最初にレーザー照射をする

星状神経節とは??

 

星状神経節は

人間の首の骨は後頭部の辺りから7つあります。

その6番目と7番目の首の骨の前にある

自律神経の交感神経の塊が星状神経節になります。

 

星状神経節へのレーザー照射は

一般的な治療としては

肩こりや四十肩、五十肩などの

上半身の運動器疾患、

ヘルペスや冷え性、慢性の痛みなど

様々な科目にわたって使用しています。

星状神経節の適応症状については

下記の当院のホームページを参照してください。

 

星状神経節にレーザーを照射すると

特に脳血流が促進されます。

その中でも自律神経の中枢である

視床下部の血流が良くなります。

 

視床下部を活性化することで、

脳下垂体の働きが促進されます。

 

脳下垂体は黄体や卵胞を刺激するホルモンを作り、

卵巣で作られる卵胞ホルモンや黄体ホルモンを

分泌させる働きを良くします。

 

ホルモンは自分の意志で出そうと思っても

出すことは出来ません。

自律神経を整えることでホルモン量を

調整することになりますので、

自律神経のバランスはとても重要になります。

 

ホルモンは卵巣以外にも

睾丸や甲状腺、乳腺、副腎などでも分泌されますが、

それらの箇所のホルモン分泌の働きも良くします。

 

星状神経節にレーザーを照射して

脳血流を良くすることで

身体全体のホルモンバランスを

促進することが出来ます。

 

次回は局所へのレーザー治療効果について

お伝えします。

 

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