大江戸温泉を買収=500億円―米ファンド
これすごく意外であり、残念な感じ。円安ってこういう部分にも出ちゃうんですよねぇ。海外の投資家から見たら、今日本のM&A案件は割安ですし、インバウンド関連は多いにチャンスあり。
売った側も事情やお考えがあった訳で、外野がとやかく言うことではありませんがどういう思惑があるのかというところでしょうか。
売上も前年対で10%以上は伸びていたそうですし、観光客も増える。もう少し先を見ればオリンピックなどもあるし、これからチャンスが増える気もします。同時に、もともと、この会社自体がM&Aを含めて成長してきた会であるからこそ、今が売り時という考え方もあるのかも知れません。
ただ、アイテムが温泉や温泉旅館という日本の文化に近い所なので、とても残念な気はします。そういう類の物は日本の経営でなきゃならないというような気持ちも毛頭ありませんし、表にでていないご事情があるのかも知れませんが、気持ち的にちょっとですね。
それにしても、土地にしても企業にしてもそうなんですが、買われる日本というのにどうにもなじめません。勿論、日本の中でやるなら日本の企業でなきゃというよな偏狭な話をするつもりはありませんが、どうも日本の都合というより、全体に米国や海外企業の都合で物事が動いているように思えてしまいます。
そのための円安誘導とは勿論思いませんが、一つのデメリットであることは確か。個人的には、やはり、自国の通貨の価値が落ちるのってあまり良いとは思えませんし、それがあったにしても程度問題という気がします。
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