はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

ご近所さん

2022年04月04日 | 出来事
私が通っている書道教室に師範格のTさんという人がいます。
自分で書道教室を開いてもおかしくない腕前なのに、書道教室に習いに来ています。
以前は別の先生について書道を習っていたらしいのですが、その先生が亡くなられ、知り合いの紹介で今の書道教室に通い始めたと人づてに聞きました。
そんなすごい人が習いに通っているのだから、私の教室の先生はすごいんだなと改めて思いました。

私は今の教室に通い始めてから2年弱になりますが、Tさんとは直接会話したことがなかったので、個人的なことは全く知りませんでした。

先日のウォーキングの帰り道に、交差点で信号待ちをしているTさんに出会いました。
Tさんは、車でどこかへ出かけるところだったようです。
私は驚いて、Tさんに話しかけました。
Tさんにあまり反応がないので、私が花粉除けの眼鏡とマスクをしているからかと思い、眼鏡を取って
「書道教室でお会いしている者です。」
と言いました。
Tさんは、
”わかってますよ。”
という感じで、私と出会ったことを特別なことには思っていないように感じました。
「この近くにお住まいなんですか?」
と聞くと、
そうだと言います。
再び驚いて、
「それじゃあ、家も近いのかもしれませんね」
と言うと
Tさんはうなずいていました。
交差点だし、Tさんもどこかへ出かける途中だったので、それだけの会話でその場は別れました。

それから数日後、はなの散歩をしていて、そろそろ家に近付いてきた頃、路地から車が出てきました。
Tさんの車に似ていると思い、運転している人を見ると、Tさんでした。
びっくりしました。
私の家のすぐ近くの路地から車が出てきたので、私ははなを連れてその路地を曲がってみました。
車がない家がTさんの家だと見当を付けて歩いてみると、奥から二番目の家にTさんの表札がありました。
「いや~、こんな近くに住んでいたんだ!」
と思いました。

それで、先日の書道教室の時に、初めてTさんといろいろ話をしました。
Tさんは、近くの老人ホームにお勤めしていて、私が毎朝ウォーキングをしているところを見ていたそうです。
それで、私が自分の家の近くに住んでいるらしいと思っていたとか。
先日交差点で会った時に、それほど驚いた様子がなかったのは、Tさんは私の事を前から見かけていたからだというのがわかりました。
でも、先日、自分の家のすぐ近くで私を見かけ、Tさんも驚いたと言っていました。
まだ、みな書道の練習をしていたのですが、私たちはいろいろ会話をしてしまいました。

2年近くも教室で会っていて、あんなにすぐ近くに住んでいたのをお互いに知らず、驚いてしまいました。
自治会の組が違うこともありますが、それにしても近所付き合いがほとんどない事を改めて実感しました。

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