ちょい昔の洋楽のススメ その74(キワモノ系その2)【過去ブログ再掲】 | mamamiyan(ままみやん)のブログ~懐かしの洋楽からクラシックまで

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「ちょい昔の洋楽のススメ」のコーナー、こだわりのクラシックなど音楽日記を中心にアップしていきます。興味のある方はぜひご覧ください!

今回のテーマは「キワモノ系その2」。

過去の日記「ちょい昔の洋楽のススメ その11(キワモノ系)」でやったテーマですが、好評?のためパート2を組んでみました。

この手のものが嫌いな人もいるかもしれませんが、ご勘弁を(笑)

 

○1986年に全米6位。最初はカメオの「ワード・アップ」からです。
かなりファンキーな音楽をやっていたにも関わらず、異例のヒットとなりました。
今回キワモノ系とさせていただきましたが、この時代にこのような前衛的な音楽をやっていたことはすごいと思います。
今のヒップホップやファンクに多大な影響を与えています。偉大なキワモノ系ですね。

 


○Village People - Macho Man
1978年に全米25位。次はヴィレッジ・ピープルの「マッチョ・マン」です。
彼らはご存知のとおり、「Y.M.C.A」「In The Navy」などのヒット曲を持つグループです。
この曲名とPVは激キワモノしています(笑)。
彼らは職業コスプレで明らかにゲイをターゲットに売り出しました。
この曲はそれが一番端的に現れていると思います。これぞ本当のキワモノです。

 


○Kraftwerk - The Robots
1978年の曲。次は私の大好きなバンド、クラフトワークの「ロボット」を紹介します。
クラフトワークはドイツのテクノバンドで、この分野における先駆者です。
日本のYMOも多大な影響を受けました。
今回彼らをこのテーマで紹介するのはちょと躊躇しましたが、彼らの音楽を聴いたことがない人にとってはキワモノに感じるかも、ということであえて紹介しました。
この曲はとにかくインパクト大です。
この古臭い電子音がかえって新鮮に感じられます。
PVも面白いです。マネキンしてます(笑)

 


○Sigue Sigue Sputnik - Love Missile F1
1986年の曲(全英4位)次はジグ・ジグ・スパトニックの「ラブ・ミサイルF-11」です。
彼らはこの曲でセンセーショナルなデビューを果たしましたが、あまりにもインパクトが強かったせいかその後続かず自然消滅してしまいました。
この曲のインパクトも凄いですが、PVも凄い。安物SF映画です(笑)
おまけに冒頭から変な日本語が出てきたりと飽きさせません。
ファッションもぶったまげです。彼らこそキワモノ系の王道ですね。

 

 


○Klaus Nomi - Lightning Strikes
1982年の曲。最後は締めくくりに相応しいクラウス・ノミの「ライトトニング・ストライクス」を紹介します。
彼は1944年にドイツ生まれ。長い下積み生活を経てデビット・ボウイのバックコーラスで注目され、その後ソロで勝負するもののセールス的には失敗してしまいました。
このPVを見ればキワモノ系であることは明らかです。
髪型が電撃ネットワークです(笑)ファッションもピエロのようです。
しかしそれだけではなく歌声を聴いて驚きます。
最初低い声で歌い始めたかと思いきや次にオペラ風に歌い、さらにハイトーンボイスまで披露します。いや、ただもおじさんではありません(笑)ビックリします。
そして彼は売れないまま1983年にAIDSで亡くなっています。惨めな最期でした。
今やAIDSで死亡した最初の著名人としても知られるのみです。

 

※このブログは2012-06-22に掲載したものです。