アロハ~

最近のニュースで、連日 赤サンゴさん について報道されていますね。

みなさんもご存じだとは思いますが
小笠原の海はハワイに負けないくらいきれい~
でケカの仲間も沢山います。

小笠原諸島(父島)へは東京の竹芝からフェリーで25時間30分もかかるのですが、
未(いま)だに飛行機では行けません。

これは滑走路(かっそうろ)の建設で
大切なサンゴ礁を壊さないためなのだそうです。
それなのに密漁でどんどんサンゴが根こそぎ採られていっている実態! 

島の人たちがサンゴを大事に大事に守ってきたのに
ひどいことをする人たちが後を絶たないのは
本当に悲しいことです 

この密漁(みつりょう) っていうことばがよく出てきますがどういう意味かわかりますか?
そう、とってはいけない魚や貝をこっそりとること です。

実はこの密漁、 赤サンゴさんに限ったことではないのです

こちらをご覧ください。 何かわかりますか? 

 
そう、サメさんのヒレです。


この数字を見てください!
 
世界中の海で 1時間に1万以上ヒレが 切られ
残りの胴体は海に放り返されています。

 
 
つまり、1年間1億以上サメさんたち殺されている

という事実です。

どうしてこんなことがおこるのでしょうか???

そう、これも密漁(みつりょう)なんです。

通常の漁は、サメさんのヒレだけではなく胴体も持って帰らなければならないのに
密漁はヒレだけをとって船に積むのです。

そうすればたくさん持って帰れますよね?

ルールでは1つの船に対して何頭まで、と決められているのに
それを守らない人がいる、ということなんです。 



 そして・・・

その行方(ゆくえ)は

とても高価なフカヒレスープとして人間さんの口に入ります。
 

いくら高く売れるからって捕りすぎはあんまりです!!!
 
密漁をする人たちは自分たちの利益のことしか考えていません!!

断っておきますが、
フカヒレスープに関わる人を決して非難(ひなん)しているのではありません。
これで生計を立てている方もいらっしゃいます。
文化として昔からサメさんやイルカさん、クジラさんを食べる地域もあります。

人間さんが牛肉や豚肉を、
私たち海洋動物もお魚さんを食べるのと同じように、
誰かの命をいただかないと生きてはいけません。

でも、 密漁はやめて!! 」
   「 ルールを守って!! 

 
と声を大にして言いたいだけなのです!
 ケカだって怒るときは怒るのよ!



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