ゲーム理論の使い方、組み立て方の違い
石井県政では、サッカーのセンターバックの目でゲームを作る。ミスは、ゴールキーパーに回す。この最後の守備ラインからのゲーム感覚を少年時代にセンターバックを経験すると、攻撃陣に、あるいは、キーパーに、ゲーム勝敗の責任を問う意識が残る。石井県政では、知事がプレーヤーとして、ゲーム参加しすぎた。10歳代のゲーム脳は、70歳でも残る。
新田県政では、ラグビーのゲーム経験、特に強くない同好会のゲーム経験者なので、勝敗よりも、まず仲間意識を高めることを最優先する意識がある。そのうえで、11人のサッカーと、15人のラグビーでは、ラグビーのほうが選手の専門性、分業が細分化されているから、経営のトップは、優れたラガーマンから学ぶことが多い。新田さんは、個々のプレーヤーを信頼して仕事するので、指示待ちの公務員意識では、ボールが回ってこない。富山県に人材、資本、技術を呼び込むことで、新田ゲームは勝利できる。多彩なトライの方法、戦術がある。