ハリー王子が警察による警備解除をめぐって、相手取った裁判が失敗に終わり、納税者に50万ポンド以上の損害を与えたことが明らかになった。
ハリー王子(39)は、公人保護執行委員会による決定は不公平であり、彼と彼の家族の安全を危険にさらしたと主張した。
ハリー王子の弁護士らは、ハリー王子が他のVIPよりも、不利な扱いを受けていると主張した。
内務省は英国の「公的資源は有限」だとし、警察の保護は「公的役割を通じて国家の利益のために行動する」者に限定されるべきだと主張した。
高等法院の判事は、納税者の資金で賄われた24時間体制の警察による保護を取り消し、その代わりにケースバイケースで安全の必要性を検討するという決定は合法であるとの判決を下し、訴訟を棄却した。
この判決により、ハリー王子には推定100万ポンドの訴訟費用が課せられることになった。
ハリー王子は以前、自身の保身費の支払い要求に関して別の請求を起こすことを禁じられていた。
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