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皇居廻り散策第3弾。竹橋~有楽町

2021年11月21日 | kazun's おでかけ

紅葉が進む時期なので、写真を撮ったらすぐブログに投稿しないと・・・。

ということで、昨日(土曜日)に撮ったばかりの写真で街探検の様子をご紹介します。

 

皇居廻りの街探検もはや第3弾。

今回のルートは、南北は有楽町~竹橋、東西は東京駅丸の内口~皇居。

いつもより狭いエリアを濃密に廻ろうと思います。

 

★ ★ ★

今回のルートはこちら。

竹橋駅スタート→和気清麻呂像&震災イチョウ→皇居・大手門→二の丸庭園&井戸→旧江戸城天守台跡→行幸通りのイチョウ並木→二重橋→皇居外苑の楠木正成像→明治生命館→三菱一号館美術館→帝国劇場→DNタワー→帝国ホテル→日比谷・ゴジラ像→東京国際フォーラム→相田みつを美術館→スカイバス乗り場→東京駅丸の内口ゴール! 4時間・2万4000歩。

 

 

私が皇居ランのスタート地点にしている和気清麻呂像は、東京メトロ竹橋駅2番出口の目の前にあり、皇居・平川門の近くです。

銅像が大きいのでこればかりに目が行ってしまいがちですが、像の目の前には「震災イチョウ」が植えられています。

 

このイチョウは、かつては一ツ橋の文部省の構内にありましたが、大正12年(1923年)の関東大震災で地域一帯が焼け野原に。その際奇跡的に生き残ったイチョウが、この地に移植されたそうです。

また1つ勉強になったぞ~。

 

暖かくお天気のいい日中、皇居外苑にはたくさんのランナーさんが走っていました。

私も混じりたいけど・・・、今日は街探検に集中しよう。

 

今日は、皇居東御苑の公開日(月曜、金曜はお休み)。

出入りは大手門・平川門・北桔橋門に限られていて、今回は大手門(江戸城の正面)から入りました。

ちなみに、前回訪れたコロナ前は、入る時に入園票(お札のようなもの)をもらって退園の際に返すシステムでしたが、感染対策からかそれはなくなっていて、手荷物検査だけでした。

 

大手門を入るとすぐに目にするのが、百人番所。

江戸時代、大名はこの大手門から登城していたので警備が厳重で、その名の通り100人態勢で昼夜問わず江戸城本丸への道を警備していたそう。

 

同心番所付近は紅葉が少し色づいていました。石垣の目地のまあ緻密なこと!!

経年劣化で変形した皇居内の石垣の修復工事が5年ほど前に行われたそうですが、ここもかな?

 

同心番所を右に曲がり、今回の目的の1つである二の丸庭園へ向かいます。

二の丸庭園は過去に何度も火災で焼失し、九代将軍徳川家重の時代に復元されたものだそう。

この庭園から少し離れ、だれも目を向けないような小径にひっそりと佇む「井戸」が、今回の目的。

知る人ぞ知る「パワースポット」なんです。

 

見つけた時はテンション上がりました

ここはね~、事前にしっかり調べて行かないとたどり着けないだろうなぁ。

皇居は、江戸城の時から「パワースポット」として知られていた(パワースポットに江戸城を建てた)そうですが、中でも二の丸庭園の井戸はパワーが最強とか。

くわしくはこちらのブログを読んでいただくとして、井戸からぶくぶくと気泡が出ていて何かがある感じ。

 

と言っても、霊感がない私には何も感じなかったけど・・・、

せっかくなので、次男の大学合格祈願と平和、健康をたくさんお祈りしました。

素通りしていくみなさんに、「パワースポットはここだよ~!!」と教えてあげたかった、笑笑。

 

旧江戸城天守台跡。ここもパワースポットらしいです。

徳川家康の入城以来3度天守が建てられて、3度目の天守は地上から高さ58mもあったそう。

お城が建っていたのはわずか50年。明暦の大火(1657年)で焼失したあとは再建されなかったそうです。

 

江戸城天守復元模型。寛永期(3度目の天守)の1/30のスケール。

 

東御苑の出口は再び大手門から。新旧建物のコントラストがおもしろいですね。

 

大手門を少し南下すると、東京駅に続く大通り・行幸通りに着きます。

イチョウがきれいに色づいてますね。奥に見えるのは東京駅丸の内駅舎です。

 

イチョウの色づきは、今日がマックスか? 絶好の紅葉日に来られて幸せ~

 

内堀通りをさらに南下すると、皇居・二重橋(皇居正門鉄橋)が見えてきました。

通常は使用されない橋ですが、新年の一般参賀で渡れたのは一生の思い出。

ザ・皇居!って感じの写真。奥に見えるのは富士見櫓です。

明暦の大火で江戸城天守が焼失したあとは、この富士見櫓が代用されたとか。

 

このあと日比谷駅方面へ向かいます。

 

内堀通りをはさんで東側は、皇居ランの時には走らないので未開拓。ワクワク。

 

皇居外苑には、忠臣・楠木正成の騎馬像がそびえています。躍動感があってかっこいい!

 

日比谷通りは、歴史ある建物がいっぱい!

明治生命館。昭和9年(1934年)竣工。昭和期の建築物としては初めて重要文化財に指定されました。

 

三菱一号館美術館。明治27年(1894年)に竣工した「三菱一号館」を復元し、美術館として開館。

すごい行列~と思ったら、こんな展示をやってるんですね。

 

帝国劇場はさすがの風格。

明治44年(1911年)開館。7~8年前に、ユーミンと女優の友人が出たミュージカルを観に行った思い出が・・・。

 

DNタワー(旧「第一生命館」&「農林中央金庫有楽町ビル」)。

終戦後、連合国軍総司令部(GHQ)庁舎として接収され、マッカーサー総司令官室として使われたビル。

現在でも総司令官室が保存されているそうですが、一般公開はなく残念。

 

帝国ホテルは、明治23年(1890年)日本の迎賓館として開業。

シカゴと馴染み深い建築家・フランクロイドライト氏も設計しています。

2024年~2036年頃まで、一部営業を続けながら新本館や新タワー館を建設するそうです。

 

日比谷駅前のゴジラ像を横目に・・・、

 

有楽町駅近くの東京国際フォーラムにやってきました。

 

中に入るとすぐ、太田道灌像がありまして・・・

太田道灌といえば、江戸城を築いたことで有名。

 

エスカレーターで地下一階へ行くと、今回の散策のもう1つの目的「相田みつを美術館」があります。

みなさんご存知の、「つまづいたっていいじゃないかにんげんだもの」。

名言です。

 

「しあわせは いつもじぶんのこころがきめる 」。いい言葉だなあ。

 

「夢はでっかく根はふかく」ってのもありました。

この前新庄ボスも監督就任記者会見で言ってなかったっけ? 奥が深い。

 

相田みつを美術館の館長は息子さんなのですが、息子さんのコメントも載っています。

同じ言葉を書いた作品でも、時代(歳)によって作風が違うと。

例えば、みつを氏の全盛期は筆圧が強く自信に満ち溢れているのがわかるし、晩年は字が丸く柔らかくて性格も優しくなっていったと書いています。

 

思った以上に作品に心が洗われた私は、息子たちの分まで日めくりカレンダーを買い、これから受験の次男用に付箋も買ってしまいました。影響されすぎ~笑。

 

さあ、ゴールまであと少し。東京駅を目指しましょう。

途中に歩いた丸の内仲通りがオシャレすぎ。ここはヨーロッパですか?

 

三菱ビル前の「スカイバス」乗り場。

この夏「ブラタモリ」で屋根なし二階建てバスに乗って散策した様子が大人気で、増便になったとか。

 

東京駅丸の内口に到着~。

 

丸の内南口はドームになっていて、上を見上げると八角形のドーム天井には美しいリリーフが見えます。

大鷲が翼を広げたその幅は、2.1mもあるとか。

躍動感にあふれてますね~。

 

丸の内南口には、そのほかちょっと怖い跡もあるんです。

大正11年(1921年)、原敬首相が改札付近で暗殺されました。

その時の銃撃跡が、切符売り場付近に残っています。こわ~。

 

散策の最後は、丸の内中央口。

中央口正面玄関前に「東京駅」と彫られた石碑。

この石碑を囲むように、皇族や国賓用の御車寄せがあります。

 

これにて、第3弾の街探検は終了!!!

範囲は狭かったけど、めちゃ濃厚だった~~

次はどこに行こうかな~。神田、秋葉原、市ヶ谷、麹町???

まだまだ行きたいところは盛りだくさん

 

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