大河ドラマ『べらぼう』の影響で、江戸随一の花街・吉原に興味を持ち、プチ旅行を決行した。現在の吉原は、東京都台東区に位置し、かつての華やかな遊郭の面影を残しながらも、ひっそりとした雰囲気が漂っている。
「吉原神社」。遊女たちが心の拠り所にしたとされるこの神社は、商売繁盛や縁結びのご利益があるとされ、こぢんまりとした境内ながらも独特の風情があった。
吉原神社(よしわらじんじゃ)は、東京都台東区千束にある神社で、かつての遊郭・吉原の鎮守として信仰されてきました。遊女や関係者が安全や商売繁盛を祈願し、多くの人々の心の拠り所となっていた歴史があります。
由緒・歴史
吉原は江戸時代に幕府公認の遊郭として栄えましたが、火災が多発する土地でもありました。吉原神社の元となる「吉原弁財天」は、防火や繁栄を願って創建され、後に現在の「吉原神社」となりました。
明治時代には、吉原遊郭内の複数の神社が合祀され、正式に「吉原神社」として再編されました。
ご祭神とご利益
主祭神は**倉稲魂命(うかのみたまのみこと)**で、商売繁盛や開運の神様として知られています。また、吉原特有の文化背景から、縁結びや恋愛成就のご利益もあるとされています。
また、弁財天(七福神の一柱)も祀られており、芸事や財運アップを願う人にも人気があります。
ドラマの影響で日中は普段よりは賑わいを見せているようですが、静かで落ち着いた雰囲気が漂う吉原の街。江戸の歴史を感じる、短いながらも充実した旅となりました。
吉原での昼食はキツネそば。
追伸 樋口一葉の『たけくらべ』の舞台も吉原近くにありました。
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