Sun Pacino(サンパチーノ)のブログへようこそ。
築古狭小物件を自主管理している兼業大家です!
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おはようございます!サンパチです!
先週、参号物件の入居者の娘さんから4~5年ぶりに連絡がありました
入居者娘 『もしもし、サンパチさんですか?●●です。』
私 『あっ、●●さん、お久し振りです!何かありましたか?』
入居者娘 『実は先日、市役所の方から大家さんに書類を書いて頂いたら家賃の補助が受けられるかもしれないと教えて頂きましたのでサンパチさんにお願いできないかと思いまして電話させて頂きました。』
私 『いいですよ!で、どんな感じの補助なんでしょうか?』
入居者娘 『私も詳しくわからないので、明日、市役所に行きますので連絡させて頂きますね。』
私 『了解しました!』
私が参号物件を購入した12年前は家族3人で住まわれていました。
その後、入居者さんからは何の連絡もなく、4~5年前に初めて連絡があった際は父親はお亡くなりになられていて、母親と娘さんの2人暮らしになっていました。
父親が事業に失敗してしまい、私が任売で参号物件を購入し、月額家賃5万円で住んで頂く事となりました。
なので、保証会社の審査も通らず、借主は父親ではなく、母親になったような・・・。
当時は1から出直して頑張るので、その際は参号物件を買い戻したい!なので、近所の方には賃貸になる事を内緒にしておいてほしい!との事でした。
私の記憶も曖昧で多少間違っているかもしれませんが
あっ、保証会社には入っていませんが1度も家賃遅れや滞納はありません。
で、翌日、市役所の担当者から連絡がありました
担当者 『はじめまして、住居確保相談窓口の▲▲と申します。』
私 『はじめまして、大家のサンパチと申します。』
担当者 『今回、借主となっている●●さんの娘さんが住居確保給付金の申請をするにあたり、大家のサンパチさんにいくつかお聞きしたい事がありますが宜しいでしょうか?』
私 『大丈夫ですよ!できる限りの協力をするつもりです!ところで、住居確保給付金は無職の方が受けられる制度ではなかったのでしょうか?たしか、●●さんの娘さんは働いていたはずですが・・・。』
担当者 『実は、少し前に娘さんがお仕事を辞められていた時期に、物件の借主となっている●●さんが亡くなられまして、現在は無職となっている娘さんが単身で物件に住まわれています。』
私 『えっ!そうなんですか!』
担当者 『ですので、基本は3ヶ月間、一定の条件のもと最長9か月間は市が家賃の一部を補助する事となります。』
私 『そうなんですね。』
担当者 『今回の場合は単身者となりますので上限38000円を市が補助し、大家さんの口座に市から振り込みさせて頂く事となります。』
私 『了解いたしました。』
担当者 『こちらもただ家賃を補助するだけでなく、できる限り早く仕事に就けるように後押しするつもりです。』
私 『宜しくお願い致します!』
この後、担当者から物件の所在地や賃貸契約の内容などについて応えました。
担当者 『お時間を頂きありがとうございました!』
私 『こちらこそ、引き続き宜しくお願い致します!あっ、最後に●●さんの娘さんに電話を替わって頂いても宜しいでしょうか?』
入居者娘 『お電話変わりました。』
私 『お母さまが亡くなられたと聞きました。ご愁傷様です。大変でしたね。』
入居者娘 『突然だったので私もビックリしました!』
私 『住居確保給付金の書類は市役所から私のところに送ってもらう事になりましたので、署名捺印が済みましたら●●さんの所に送らせて頂きますね。』
入居者娘 『ありがとうございます。宜しくお願い致します。』
私 『ところで、●●さんはメールやラインをされていますか?されているのであれば今後、何かあった際にも連絡を取りやすいと思いますので・・・。』
入居者娘 『すいません。3ヶ月前にスマホに買い替えたばかりで使い方も全然わからないままで・・・。』
私 『そうなんですね。了解です。』
ってな感じのやり取りで終わりました。
以前から入居者さんの連絡先は家の電話番号しかし知りませんので、携帯電話番号を教えて頂いて、メールやラインで繋がる事ができれば何かあった際に助かると思ったのですが・・・。
入居者の娘さん、人とコミュニケーションを取るのが苦手なタイプなんです
で、2日前に市役所からの書類が届きましたので私が署名捺印や記入しなければいけない箇所を記入し、郵便で参号物件に送ろうと思いましたが、私が直接持っていけば少しでも早く申請できるだろうと思い、車で持っていく事にしました
自宅から参号物件までは車で30分ほどですし、入居者の娘さんと顔を合わせたのは12年前でしたので、今回会える事ができればラッキーだと思い、直接訪問しました。
参号物件にはTVドアホンやチャイムがありませんので軽くドアを叩いて名前を呼びましたが反応は無し
その場で家の電話に掛けてみましたがすぐ留守電に変わりました
ですので、書類をポストに投函しようと思いましたがポストがありませんでしたので新聞受けに投函しました
12年前に賃貸契約を結んだ際に、自然災害等で被害に遭った箇所や建物に関する不具合等は大家の私が修繕しますが、その他の設備等に関しては入居者負担としましたのでTVドアホンやポストが無いのは仕方ないですね
で、この翌日に再度、電話を掛けましたがすぐに留守電
入居者の娘さんから書類が届いたのを確認しました!の連絡もありません
お母さんもお亡くなりになり、コミュニケーションを取るのが苦手なタイプの娘さんがひとりになっただけでも少し心配なのに、現在は無職と聞いてメチャメチャ心配になりました
とりあえず、まずは無事に住居確保給付金の申請が通る事を願うサンパチです