いつもありがとうございます。

夫婦愛の回復・深化を支援するマリッジカウンセラーの渡辺愛子です。


みなさん、恋人や配偶者から暴力を受けたことがありますか?

激しく喧嘩をしたことがありますか?

激しく罵倒されたり、傷つけられたりしたことはありますか?



家庭内暴力(DV)というと、

髪をつかんで殴られるなど

激しい身体的な暴力をイメージすることが

多いと思いますが、実はそれだけではありません。



なぐったり、蹴ったり、物を壊したり、
あなたに当たらないように物を投げたりする
身体的暴力の他にも2種類のDVがあります。

一つは、心理的攻撃。

人格を否定するような暴言、
あなたを責め、自信をなくさせて
あなたを自分の思い通りにしようとする。
なによりも、問題のすべてがあなたにあり、
だから自分はこんなことを言わなくてはならないのだ
とすべてをあなたのせいにする。

お金を一切渡さない、もしくは制限するなど
経済的に厳しく管理する。

行動を監視し、あなただけでなく、
家族などにも危害を加えるのではないかと
思わせるなど恐怖感を与える。


もうひとつは性的強要。

嫌がっているにもかかわらず、
性関係を強要する。

これも、愛情の表現ではなく
あなたを力で支配するための
手段として用いている。


このように、

身体的、心理的、性的に

力であなたを支配すること


家庭内暴力です。


これは、家庭ではDVですが、

会社で起こった場合は、パワーハラスメント

学校で起こった場合は、いじめ


と呼ばれ、どれも力で相手を支配することで

相手を思い通りにコントロールしようとする行為です。


内閣府の統計によれば、約3人に1人が配偶者からの

暴力を受けていて、誰にでも起こりうるもの
で、

特別なことでも、めずらしい現象でもありません。

参照:内閣府統計


誰に起こっても不思議ではないのです。


DVの特徴は、激しい暴力の後、ハネムーン期といって、

「ほんとうに悪かった。もう二度としない。」

「愛しているよ。」などの甘い言葉で、

関係を修復しようという試みがなされる期間があります。


こういう時があるからこそ、暴力が起こっても、

別れられなくなるようにコントロールされてしまうのです。



少しでも、自分がこのパターンに当てはまると思った方は、

まずは、何からの支援を求めるようにしてください。

あなたを孤立させるということは、DVの一つの戦略です。



DVの場合は、身体的な攻撃が激しい場合は、

一刻も早く距離を置くことが大切ですが、

それほどでもないグレイなケースの場合は、

何よりも大切であるのが、

あなた自身が、あなたらしく生きる力を

取り戻すことです。


長い間、力で支配されればされるほど、

「自分が悪いから・・・」と

思うようになって、何をやろうとしても

その気持ちがあなたを支配するように

なってしまうからです。



まずは市や区などお近くの配偶者支援機関で

相談をいて、いざ何か起こったに、

孤立しないように今すぐ行動を起こしておきましょう。

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