暑寒ゲートが開いたばかりなので、暑寒に人が流れて、
こっちのお山には人が少ないと見込んでいた割に、
結構車が居て驚きました。
こっちのお山は日当たり良好なので、緩んだいい春の雪を滑りましょう。
車は国道から1.6kmくらいしか入れなかったので、
林道歩きが長いです。
しかも、両サイドを山に挟まれ、景色がつまらんので退屈です。
景色を楽しむなら、幌天狗への尾根がいいです。北に浜益岳/浜益御殿、南に黄金山、背後に日本海を眺めながら気持ちよく歩けます。幌天狗から先はお足元が悪いですけど。
こんなところも林道歩き。
もう崖には落ちてくるブツが付いていないので安心なのだ。
退屈な林道歩きを8.5kmくらい消化して見えてくる。
このアングルはカッコ悪いな。
幌天狗からならこんなにカッチョェェのに
熊ノ平から幌天狗の南面。程よく地形があり斜面も良さそうだ。ハイシーズンはいい雪が溜まっていそうであるが、単独ではラッセルできそうにない。どなたか協力してくれませんか?
滝まで行って休憩。ここまで3h少々。
こちらは幌天狗の東面。こっちにもハイシーズンはいい雪溜まるよね。どなたかラッセルを協力してくれませんか?
本峰南側の岩稜。この角度から見ると、まるで黒〇〇のように見えて仕方ない。
過去に幌天狗から来た際は、この〇〇首のような岩稜のカチカチに凍った西側を歩いて怖かったので、
今日は〇乳〇のような岩稜の東側から行きます。
いい感じのザラメ雪です。
今日のお目当て其の壱、南東ビッグボウル斜面。
ガスってるし、ヤブ多めだな。
前回来た時はこんな感じ。ここにダイブしたかったんだけどな。
ピークに着いてもガス。
西の壁への入り口の様子をチェック。
もう遅いかもしれない。3月末から4月頭が狙い目のようだ。
天気予報によると、14時頃には雲がなくなって晴れるようなんだが、
10数キロを帰らないといけないので、14時まで待ってられない。トラブったら暗くなってしまう。
南斜面は諦めて、今日のお目当て其の弐の南西ビッグボウルに直行。
岩稜下から雲が切れて、光こそ射さないもののいい春の雪を滑れた。
振り返りタイム。
あぁ、青空だったらサイコーなんだけどな。
物足りないので、滝の少し上から幌天狗に向かって登ってみた。
幌天狗から熊ノ平への南斜面はいい感じ。
斜度も丁度いいし、
ボトムが近づくにつれて狭くなっていく感じもいい。
こっちはとても気持ちよく滑れました。
満足満足。
熊ノ平は、シール付けたり、スキーを脱いだりせず、
頭を使えば滑ったまま林道に抜けられます。
林道を滑って帰れるのも雪崩跡辺りまで。
そこからは5km以上タラタラと歩きます。
行程約25km、満喫したわ。
面白くない林道歩きが唯一の欠点だねぇ。