7、8月のクッソ暑い真夏のうちから、冬の道具をコツコツと用意してきた。
1つずつ紹介していく。
まずはザック。
10年以上前からグレゴリーのターギーを使ってきた。
そうだよ、ザックはグレゴリー派です。
背負い心地、背面パネルのソリッド感、全体的な造りの安心感と信頼性が、オスプレイやドイターよりも上だ。
10年以上使っているから、破れ、擦れ、解れがでてきてそろそろ限界。
順当にいけば、背負い心地のいい最新モデルのターギーに買い替え...?
のはずだった。
が、しかし、
ORTOVOXがかなり良かった。
決め手となったのは、背面側の気室へのアクセス。
グレゴリー・ターギーは背面パネルを開けてのみアクセスするつくりで、ザックのトップからはアクセスができない。オルトボックス・オートルートは、トップからも背面パネルからも両方からアクセスができる。
地吹雪や大量に雪が降っている状況だと、あまり不用意にザックを開けると中に雪がたくさん吹き込んでしまう。できるだけ最小限に開けて中のものを出し入れできる方がよい。特に背面パネルは上を向けていたり、地面に近い位置で開け閉めするから雪が入りやすい。
オルトボックス・オートルートでイマイチなのは、
ダブルファスナーが背面パネルだけで、他はシングルである点。トップの小さなゴーグルポケットはシングルでいいとしても、メインの2気室はダブルファスナーにして欲しかった。
ファスナーの動きはとても滑らかで、フックや縫い目を壊す心配はなさそうだ。
CORDURA製の生地の触り心地と頑丈そうな信頼感は格別。
という感じで、今シーズンからORTOVOXがメインザックになります。