大瀬良3年8億で残留決定!?バード、メヒアは退団決定!契約せずこれで助っ人補強も終了!?

広島大瀬良大地投手（30）が今季取得した国内フリーエージェント（FA）権を行使せずに残留することが17日、分かった。提示された条件は3年の複数年契約で総額8億… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム（nikkansports.com）

情報源: ＦＡ権取得・広島大瀬良大地が残留決断　エースの証３年総額８億円提示 – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ
ここの所カープ絡みのニュースが多い。古葉監督の逝去、誠也のポスティングチャレンジとね、まぁまだ日本シリーズは終わってないけど、カープ球団も来季にむけて戦力を固めつつある。まぁ大体カープの場合は年内で補強なんかは終わらせるスケジュールだからな、今が追い込みと言ったところだろう。そんな中、今朝FA権を取得した大瀬良がカープに残留するというニュースが飛び込んできた。九里とともにローテの中心だからな、いるといないでは大違い。よかったよな。

大瀬良3年8億で残留

まぁ個人的には大瀬良は残留だと思っていた。ドラフトでもくじ引きになったけど、相思相愛だったし、最高の評価で入団した。義理堅い性格だし、出ていく要素というのはあまりなかったからねぇ。カープファン同志の皆様も「大瀬良は大丈夫」といったムードだったし、まぁ予定通りといったところだろうねぇ。
最大の焦点は契約年数だったようだねぇ??2年か3年かという部分でカープが3年を提示して折り合いがついたようだ。まぁこの辺ね、3年契約なら33歳。ここでFA宣言はないだろうとは思うけど、30歳過ぎてから投球がよくなる投手も結構いる。その時点でどうなるかはわからんけど、まずはしっかり腰を据えてカープのエースとして頑張ってほしいよな。

課題は故障なくシーズン完走

大瀬良の力なら、故障なくシーズンを完走できれば15勝は出来る力はあると思う。ただ、毎年故障が多いよな。今季も離脱したし、大瀬良がピリっとしない投球を見せた時と言うのは「故障離脱の予兆」とみるようになっている。年齢を重ねれば故障も増えてくるだろうし、ガタも来る。ここが課題だろうねぇ。
カープの投手と言うのは30歳くらいになると途端に力が落ちる傾向にある。その代表が野村だろうねぇ。今季はとうとう未勝利に終わった。大瀬良に限ってはそうした豹変はしないとは思うけど、やはり心配と言えば心配だよな。
もっと視野を広げるとFA権を行使せず残留した選手はその後の成績がパッとしないよな。頑張っているのは菊池くらいで、そのほかは成績を落としている。松山は完全に坂倉にポジションを奪われた形になったし、新助っ人・マクブルームも1塁手。どんどん出番が減ってくるだろう。會澤も故障もあり数字を残せなかった。ただ存在感はかなりの物を感じるよな。野村祐は未勝利に終わっているし、広輔も河田ヘッドが期待していたけど、フェニックスリーグに参加するくらいだから、相当状態が悪いよな。結構、FA残留組が不良債権化している部分もある。この辺、球団がどういった判断で来季を迎えるのか??ポイントになるよな。
ただ、当然、こうした選手たちがしっかり活躍すれば、伸びてきた若手と融合し、今のセ・リーグのレベルなら優勝だってできないわけではない。若手の底上げも大事だけど、やるべき人がやるというのも大きなポイントだろうねぇ。

次は九里の残留交渉に全力

さて、もう一人のFA権保持者・九里の動向がどうなるのか??今度はこちらの方だよな。個人的には大瀬良より難航しそうな感じで考えている。
大瀬良は先ほども書いたけど、カープと相思相愛の部分が大きいし、カープを第一に考えてくれていたのでとんとん拍子で交渉が進んだけど、九里に関して言えば、大きな故障もなく、そして今季タイトルを獲ったわけで当然「他球団の評価も聞いてみたい」という気持ちがわいてくるだろうねぇ。この辺、カープ球団が宣言しても交渉するとなれば、アタクシは宣言するのでは??と、考えている。もちろん、カープには愛着があるだろうし、残留が基本線だろう。ただ、入団以来故障もなく、投げるたびに成長している投手だけに「環境を変えればもっと伸びる」といった手ごたえを感じている部分もあると思う。明後日から日本シリーズが始まるし、最近は7戦まで持ち込むケースは少ない。今週中に球団も何とか折り合いをつけたいだろうねぇ。まぁ九里がいないとなればローテも苦しいよな。なんとか残留の方向でいってもらいたいものだよな。

バード、メヒアが退団

さて、もう一つニュースが飛び込んできた。今季から加入した助っ人バードと、練習生から支配下までののしあがったメヒアが退団することになった。これでクロン、スコット、ネバラスカスと合わせて5人の退団が決まったことになる。
このニュースを聞いてアタクシは2つのことを考えた。一つはすでに決まっているマクブルーム、アンダーソン、ターリーに加えて「もう一人」の助っ人獲得にメドがついたのかと。もう一つはこれで助っ人補強は終了でーす!!というサイン。このニュースを聞いた時にはアタクシは前者の気持ちが強かったけど、今朝の中国新聞の情報ではこれで終了とのこと。何言ってんだ!?と。やはりカープは変っていない。本当にガッカリしているよ。
バードは防御率は悪いけど、ヤクルト村上を代表するように左殺しでそれなりには評価していた。ただ引っかかるのは1イニング任せられるか??となればそれは「難しい」だろう。恐らくターリーが獲れなかったら残留させる腹積もりだったように思うねえ。ターリーとバードどちらが1イニング任せられるか??の判断だろうねぇ。個人的にはバードには痺れさせてもらったんで少し残念だけどな、ワンポイントで助っ人枠使うのはもったいないし、ターリーに期待というところかねぇ。

メヒアの退団もこのタイミングということで、もう一人野手の助っ人の獲得のメドが立ったと早とちりしてしまった。まぁ御用新聞が「打ち止め」というんだから間違いないだろうねぇ。来季は野手1,投手4ということになる。本当にこれいいのだろうか??

マクブルームが扇風機だったら??故障したら??

カープと言うチームは昔から「バリエーション」を持たせるために複数ポジションをやらせたりね、古葉監督の時代は1～3番までスイッチヒッターとかね、そういうのが好きだよな。ただ、こと「補強」に関してはそのバリエーションを持とうとしない。非常に不満なんだよな。
たった一人の野手であるマクブルームがね、クロンと同じ大型扇風機だったらどうするのか??まぁ本音はクロン以上の成績は残すと思うけど、使えないとなれば、既存の戦力で戦うしかない。課題である長打力は誠也が抜ければ今季の38本が無くなるわけで、さらに得点力不足が深刻になるだろう。個人的には若手が育つまでスタメンに助っ人二人入れるべきだと思うねぇ。もちろん誠也が残留となれば、マクブルーム一人でもいいかもしれんけど、やはりもう一人ね、アタクシは必要だと思うよ。それにマクブルームの故障もするかもしれん。となった時に打線の迫力と言う部分においては一発の怖さがない打線になっちまう。それでいいのか??と言いたい。

毎年ルーキー頼みじゃいずれパンクする

もちろんカープ球団の思惑もあるだろう。誠也のポスティングを認めたけどアタクシ的には話がまとまるのは確率的に五分五分位だとみている。つまり誠也の残留も可能性として残っている。この辺は誠也の動向を見守ってからと考えているのかもしれん。それに誠也が移籍となれば球団にも金が入る。それを資金にと考えているのかもしれん。
もう一つはメジャーの労使交渉が決裂し、ロックアウトやストライキなどに発展した場合、獲れそうな選手が出てくるかもしれん。まぁこれは助っ人獲得のための前向きな考え方だよな。残念ながらカープ球団はこういう発想になかなかなってくれないのよ。

むしろ、このドラフトで中村、末包と右のいい打者が獲れた。これを「アテにしている」。実はこっちの方が正解かもしれん。ここ数年はルーキーが活躍する。先発不足の時に森下が、抑え不在の時には栗林が、中継ぎ陣も森浦が頑張ってくれた。カープに限らず今季はルーキーが立派な数字を残している。カープ球団がルーキーに誠也の穴、長打力不足の問題を解消してくれるだろうという安易に考えている可能性はかなりあると思う。本当にそれでいいのか??と。
今季の栗林だっていい成績を収めたし、新人王の最右翼だろう。それでもシーズン終盤には疲れを感じさせる場面もあったし、来季の投球に影響が出るかもしれん。森浦も同じだよな。カープは結構30歳くらいになると力衰える。この辺はルーキーからどんどん使うと言えば聞こえはいいけど、かなり無理をさせている側面があるのではないかなぁと思うことがある。これじゃぁチームがパンクすることになるかもしれん。期待の右の社会人出身のルーキーが結果を残せないとなるとそれはそれで目も当てられん状況になるし、そうなったら本当に立て直しに何年もかかるだろう。これじゃぁ困るよな。あくまでもルーキーは戦力の上乗せくらいに考えてチームを作らんとね、結構大変なことになるような気がしているよ。

そういう意味でも野手の助っ人をもう一人二人抱えておいた方がいいように思う。今後の動きに期待という声もあるけど、これまでのカープ球団の行動を見れば、「打ち切り」が正しい見方だろう。いい意味でのサプライズね、期待したいよな。まぁそうやって期待して20年位経っているけどな（笑）

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