3月17日(1)さよならScape Wembleyの巻・最終日の期間限定一カ月ロンドンっ子生活 | Beauty-Full Wonder-Full Love Live Life

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存在そのものがアートなyukeyはとびらをひらく魔法の鍵。

 

 

 

 

帰国してすぐは「英語で考えようとする脳の部分」が

より強く働こうとしてたのが

少しずつ、日を追うごとに

これまで通りの脳の動きに戻りつつあるのを

実感しつつ、

お気に入りで買ってきた

「ジャマイカ・ジンジャーケーキ」を食べています。

今日はちょっと温めてみた。

 

 

 

 

 

 

 

 

おいしいの。

強いジンジャーの辛味プラス私好みのベッタベタに甘い味。

ジンジャービールだのジンジャーケーキだの、

ジャマイカはジンジャーが多いな。

 

 

 

 

citymapper(ロンドンの乗り換え案内的アプリ)と

世界時差時計(TOKYO - LONDON - NEW YORKの三本立て。

かっこいいっしょ(笑)いやでもこれとっても便利。)

まだiphoneに入れてるし、

夜は3時とかになっても眠くないし

昼間は頭の芯がずっと眠い。

なーんて、

そんな自分を楽しんでもいます。

 

 

 

 

そろそろお土産を渡したり送ったり、

在英中の領収書の整理もひと段落ついた。

一カ月の統合をしつつあるので、

ここらで日記もまとめたいな。

16日の深夜から帰国までの

期間限定一カ月ロンドンっ子生活

最後の日記です。

 

 

 

 

●16日夜。ほろ酔い気分で帰宅後

オンラインチェックインを済ませ、

引き出しのあちこちから物を取り出して

スーツケースに詰め込む。

こちらに来てからPRIMARKで買ったキャリーには

万が一ロストバゲッジでなくなっても

仕方ないなって思えるものだけを入れる。

 

 

 

 

これな

 

 

 

(なぜならキャリーに鍵がついていないことに

買った後に気づいたから(笑))

 

 

 

 

そして渡英時に持ってきた大きいスーツケースに

無くなっては困るものをとにかくぎゅうぎゅうに詰め込む。

しかし、詰める前から

間違いなく重量オーバーになるだろうなと予想してるよね。

だって渡英時既に22.2キロだったのに

お洋服とか靴とか増えてるからね。

ワールド・エンドで買った靴とか

万が一なくなっても諦められるものの方に

分類できないよね。w

だってスーツケースには鍵かけられるから

大事なものはこっち。

 

 

 

 

この辺りで、

「🌹鍵がないならベルトで留めればいいじゃない🌹」

と、私の中のマリー・アントワネットが囁く。

そうだ、心配性の私は

渡英時のスーツケースにベルトをしてきていたんだった。

 

 

 

 

なんていいアイデアだろうかと

PRIMARKのキャリーにギュウウとベルトを締め、

ジッパー二つをキーホララで留めておく。

これでバッチリ。

誰かが勝手に開けようとしたところで

キーホララで留められたジッパーを開けるという

面倒くささを発見した時点で

心折れるはずだと踏んだのよ。

 

 

 

 

んで、そういえばタックスリファンドの書類に

何か記入しておかないといけないんだったということを

今さらながら思い出す。

名前だのパスポート番号だのを記入していたら

なんだかんだ時間は深夜3時を過ぎていて

ロンドンっ子最後の夜は

あっという間に更けてゆきました。

 

 

 

 

●17日朝

 

 

 

ベッドから体を起こして

いつものようにブラインドを開けた。

起き抜けのぼーっとした頭で

窓の外に見えるウェンブリースタジアムの景色を眺めるのも

今日が最後。

 

 

 

 

 

 

 

 

寒々しい曇り空を見て、

霧っぽくて、暗くて、どんよりして陰鬱な

ロンドンの空が見たくって

私は2月を選んだんだったなあってまた思う。

 

 

 

 

いつものように顔を洗って歯を磨いて

着替えて

戸棚という戸棚

引き出しという引き出しを全部開けて

もう一度忘れ物がないか確かめて

最後にごみを捨てにレジデンスのゴミステーションに行く。

いつの間にか外は予報通りの雪模様になっていて

レジデンスのすぐ横のゴミステーションから戻ってくる頃には

私の着ていた黒いニットに

白い雪がたくさんまとわりついていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

部屋に戻り、

トイレに入ったら

在英中たいそう重宝したトイレの便座マットを

捨てるのを忘れてた(笑)のに気づき、

手荷物的にかなり邪魔だった機内用枕と

お土産にとブリックレーンで買ったものの

我慢できずにちょっと食べちゃったチーズを

思い切って捨てていくことに決め

もう一度雪まみれになりに外に出る。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことをしてたら

なんだかんだ時間は8時半。

空港までのタクシーは9時に予約したので

もともとせっかちな性分なのと

レセプションで何か手続きがあるかもしれないので

8時45分には部屋を出ようとしたけれど

 

 

 

 

最後にもう一度、ベッドに腰掛けて

1カ月の間、私の帰る場所だったこの部屋を

ゆっくりと見回す。

 

 

 

 

 

 

 

 

一カ月間

私のホームとなってくれて

ありがとう。

 

 

 

 

前半のハイライト、

マーク・ボランの事故現場に行く前に

使用前使用後みたいに

行く前行った後ってしたくって撮ったお気に入り。

でも行った後満足しすぎて

写真撮るのをすっかり忘れてお蔵入りしてた(笑)ので

今、蔵出しです。

 

 

 

 

毎日通っていた廊下を

大きなスーツケースとキャリーを押して

両肩からバッグを提げて

エレベーターに乗る。

レセプションでカードキーを返却して

ロビーのソファに座ったら

時間は8時56分。

吹雪のようになってきた薄い灰色の外の景色を

ぼんやり眺めていたら

背後から「ユキ?」って声が聞こえた。

 

 

 

声の持ち主は

つい数日前にサルサのクラスの時に初めて会って

昨日も一緒にトラファルガー広場まで行った

ロシアから来てるアナで

しばし別れの挨拶を。

 

 

 

 

nice to meet you  って

外人っていつも言うよなあ

これって社交辞令だよなあ

っていつも思ってたけど、

 

 

 

きっと本当はいつだって

その時は

本当の気持ちからの

nice to meet you

だったんだなあって

今は思う。

だって本当に出会いって

奇跡みたいなものだから。

 

 

 

 

(photo by Fabienne@トラファルガー広場)

 

 

 

 

9時を少し回って

せっかちな私がジリジリしはじめた頃、

レジデンスの横に黒いミニバンが止まった。

私が顔を出すと

インド系の運転手さんがニコッとしたので

レセプションの女の子にお礼を言って

荷物とともに外へ。

 

 

 

 

はい、ここまでで

①ちゃんと起きる

②迎えのタクシーが時間通りに来て、ちゃんと乗れる

帰国までの最初の2ステップ、

まずは無事完了です(笑)