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オロチ&ビキニ第四巻とか辰女とか玉転師とか蛍の扉とか

 一月に続き、オロチ&ビキニ第四巻、最終巻が2/4に発売。第十三話から第十五話までの三本と、読切の炉坊伝来記が収録。
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 4巻も巻末付録はないので、こちらでいくつか公開させていただきます。といっても、終盤なので新規のデザインはありません。最終話に登場する式神…じゃない干支神達は、十四話のラストで登場してしまったため、海童さんが先行する形になったので、おまかせになりました。見えてなかった羊は、ちょっと細工してもらったりしました。あとがき書かなかったのは初めてか。ま、気分的に終わってないからね。

 ということで、四巻のカバー案。
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 当初はサツキセンターでの案もありました。
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 同時収録の「炉坊伝来記」に関しては、こちらをご覧ください。発表時の頁です。
https://works-of-tomisawa.blog.ss-blog.jp/search/?keyword=%E7%82%89%E5%9D%8A%E4%BC%9D%E6%9D%A5%E8%A8%98

 全4巻これにて完結ですが、次の展開を見越して考えてたネタがたくさんあるので、何らかの形で発表できる機会を探っていきます。ご愛読ありがとうございました。

 さて、二月は時代劇の読み切りが二本。
 2/4には漫画ゴラクさんに、クロボーズやブレイガールを一緒に作ったたみさんとの読切「辰女~浮世絵人情絵巻」が掲載。
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 葛飾北斎の娘で葛飾応為という女流浮世絵師がいて、十年ほど前、さんばかとかを作り始めたあたりから扱いたかったんだけど、その後、杉浦日向子さんの百日紅がアニメ化(北斎は松重豊さん)されたり、朝井まかてさんの眩(くらら)が宮崎あおいさん主演でドラマ化(北斎は長塚京三さん)されたり、モーゲンスタン陽子さんの北斎と応為なんて決定版も出て、漫画だと大柿ロクロウさんのシノビノでの使い方が面白かったし、ゲームではfateに出てる大人気ぶり…。
 で、まあ、こちらは毎度おなじみ不謹慎な変化球、でも、ちょっぴり史実やif考察にもこだわったりして、機会あるごとに企画してました。
 危機之介御免的な現代風ネタ(プリクラね)を入れたり、ヴァンパイヤにしてみたり…
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 春画を描くサークルのメンター的にしてみたり、主役に戻したり…
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 で、目をとめていただけたのが、漫画ゴラクさん。この御縁は後述する「玉転師」を一緒に作ってる有賀照人さんが結んでくれたものでした。ゴラクさん向けに色々と改稿して出来上がったのが本作です。結局、応為ではなく、その姉で、より出自が不明な辰をモデルにした捏造です。応為の別名説とか色々ありますが、ちょっと変わった設定を考えていました。見た目は、そのせいなのですが、その設定は、本作の最終頁の隣で告知された「ムザンエ~吉原地獄絵巻」に流用しています。主人公は鉄、辰の本名説、実はいない説、これも様々に言われる謎の人。名前が父親から取られているので、より濃い話に出来そうかな、と。あとはゴラクさんの本領ということで、色っぽさに怖さを加えてインパクト増量し…、配信開始時にまた告知させていただきます。

 そして、2/14にはコミック乱ツインズさんに、警視総監アサミや舞って!セーラー服騎士やハンサムスーツ、ハレンチ学園・ザ・カンパニー、学園カウンセリング♡スーパーヒロイン部、そしてゴラクのパラダイスシリーズの有賀照人さんとの読切「玉転師」が掲載。
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 ずっと一緒に仕事したくてコンタクト取っていた有賀照人さんとの初仕事です。狂歌師、介添え女、舞台美術手伝いの三人が、不遇な目にあった女子に生きる術を教えて、より高く売る、いわゆる玉転がしの、ちょっとましな奴ら。時代劇版プリティーウーマン…とまではいかないけど、まあ、そんな方向です。詳しくは、発売が近づいてから、また。

 蛍の扉は2/18に最終話。物語の完結とエピローグ。オトギ・コレクションで短編連作を色々と試させてもらった金平さんに出会えて、これまで書いたことのないタイプの話が作れたんじゃないかなぁ。
こちらも配信後に、また語らせていただきます。

 まずはオロチ&ビキニの4巻と漫画ゴラクの辰女、よろしくお願いいたします。
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