ソウルの延世大学で韓国語を勉強をしています。
冬休みの間、結構な不規則生活をしていたせいか、前日になって朝早く起きれるのか不安になってきた。
初日から遅刻したのなら、どんなに寝相が悪くても学校の方向に足を向けて眠れない。
そう思って、1時には床に入ったのに、ベッドの中では頭が冴え渡り全く眠れない。
眼を閉じれば、「ギンギンギラギラパラダイス」と、謎のバンドの歌まで轟いてくる。
気づけば時計は、真夜中の3時50分を指していた・・・・。やばい、このまま眠れず、徹夜開けしたおっさんみたいな顔で学校に行くのだけは避けたい。そう思ったが最後、冷蔵庫からワインを取り出し、コップで一気に3杯飲み干し、再びベッドにもぐった。
そして、日はまた昇る。
氷点下14度の今朝、朝日は、夜明けの酒飲み女の眼に突き刺さります。
新しい教室は、地下教室で寒さに耐えてきた数ヶ月とうって変わって、今度は太陽を感じる地上5階!!
クラスメイトは、どれも新しい顔ばかり。
ブラジル、イタリア、ベトナム、中国、台湾、日本、ロシア、メキシコの8カ国。
前回までのクラスは、全員アジアでしたが、今回は主要国首脳会議の如くG8!!
私たちは、これから何を学び、何を話し、何で沢山笑いが起きるんだろうー?
授業開始より、10分以上も早く学校に着いた私は、席に座りながら考えた。
<8時58分>。
メキシコ人は、頭をしっかり7;3に分け登場した。ほっぺたを赤く少年のような顔をした彼は、氷点下14度だというのに、Tシャツ姿だ。寒さを感じさせず授業を受ける姿に、さすが「テキーラ」の国だと彼の情熱に関心していたら、4時間目になってコートをガッチリ着込んでいた。
かたや、最初に挨拶した中国人は自分はハルピンから来たと自己紹介し、「ハルピンは、毎日氷点下30度の世界だから、韓国はなんて暖かいのだろう」と、春を思わせる自己紹介をしてきた。
「ハルピンでは、バナナは冬にトンカチになりますか?」・・って、いつか聞いてみたい。
時計は9時です。(全員揃ってないけど!!)授業スタートです