〝相手の期待を超える〟ことは、信頼を得る意味では、非常に重要です。
でも、夫婦の上では、なかなかそれが成立するのは難しいようです…
夫婦となると、どうしても〝やって当たり前〟という感覚が先行してしまいます。
妻なんだから家事をして当たり前、子供の面倒を見て当たり前、といった具合です。
当たり前のことだから、なかなか感謝の気持ちが持てない、逆にできないことに腹を立てたり、ついイライラしてしまうんです。
感謝を忘れるから当たり前になってしまうのか、当たり前だから感謝できなくなるのか、難しいところです…
だからこそ、逆の立場に立って考えてみる、つまり〝自分だったらできるのか?〟ということを考えてみましょう。
〝自分だったら妻のようにできるのか?〟〝自分だったら夫のようにできるのか?〟ということです。
もしも、あなたが心底疲れきっている時でも、果たして妻のように、夫のようにできるのだろうか?ということです。
おそらくできません(笑)
少なくとも、私にはできませんでした…だから離婚してしまったんです(苦笑)
そう、離婚をして初めて気づいたんです…
でも、何も常に全力を出し切る必要はありません。
ヘトヘトになって倒れこむ必要もないんです。
あなたができる範囲で、それをチョットでも、1%でも上回ればいいんです。
夫婦は身近すぎて相手が見えなくなります。
そして、関心を示さなくなる傾向があります。
何でも〝当たり前〟になりすぎてしまうんです。
でも、だからこそ、身近な存在だからこそ認めてあげる、気づいてあげる、ということが大切なんです。
また、それを教えてくれる存在なんです。
他人はそんなこと教えてくれません。
夫婦だからこそ教えてくれるんです。
でも、それは何も夫婦関係を気づくためのだけのものではありません。
職場でも、どこでもコミュニケーションを図る上で大切なものなんです。
いやあ、夫婦って本当に素晴らしい関係ですね!(苦笑)