順光や逆光の時間がわかる、街撮りに役立つ無料サイト

順光・逆光の時間を調べられる、街撮りの下調べに役立つ無料サイト《PLATEAU VIEWプラトービュー》を紹介。対象エリアは国内都市です。

このサイトで、日当たり・日陰をシミュレートできます。

例えば、松本城を本丸御殿跡から撮る際に、逆光でない時間帯がわかります。

ただし、3Dを表示するにはスマホやパソコンに高い処理能力が必要です。

PLATEAU VIEWとは

WebブラウザでPLATEAUのデータを3D地図で観られるのが、PLATEAU VIEWです。

PLATEAUプラトー: 国土交通省による、都市の3Dデータ化に関するプロジェクト（2020年12月に発足）。
まちづくりのDXを推進するため、3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化を行う。

災害対策や都市計画を行う企業・自治体から個人まで、誰でも利用することができます。

また、3Dデータをダウンロードして活用することも可能です。

詳しくは、PLATEAU Terms of Use（利用規約）をご確認ください。

OS	Windows、macOS、Linux、Chrome OS、iOS、Android
Webブラウザ	Chrome 58+ Firefox 57+ Safari 11+ (macOSのみ) Microsoft Edge OS(11+) Safari Android(10+) Chrome
最低スペック	Intel core i5、16GB RAM、グラフィックカード等
URL	https://plateauview.mlit.go.jp

PLATEAU VIEWデバイス利用環境（2025年3月現在）

PLATEAU VIEWへアクセスすると、東京駅あたりのビルが3D表示されます。これは、千代田区や中央区の建築物モデル（3Dデータ）が読み込まれているからです。

街・建築物の順光や逆光を調べるには、対象地域の“建築物モデル”の読み込みが必須です。

「横浜ランドマークタワーの日当たり方向を調べる」を例にして、操作方法を案内します。

データセットは都市により複数用意されています。数字が大きいほど、詳細な3DCGです。

以上で、3DCGがレンダリング（描画）されます。なお、デバイスの処理能力によって、描画速度が異なります。

横浜ランドマークタワーがある横浜市西区の隣、中区は3DCGが表示されていません。なぜなら、中区の建築物モデルを読み込んでいないためです。建物も表示させたければ、同様に読み込みを実行。

日差しの方向（日影図）を調べるには、日時を指定します。

操作に伴い影が変わり、順光・逆光の時間を知ることが可能です。

地図表示のマウス操作は、PLATEAU Learningに掲載中です。

ここではMac トラックパットでの操作方法を紹介します。

なお、３本指ドラッグはMacシステム設定が必要です。