ニュージーランド、来年早々からの国境開放は実現するか? | ニュージーランド留学と海外生活ブログ ~ 一度は日本から出てみよう

NZのアーダーン首相はたびたび2022年からの国境開放に言及しています。実現してほしいですね。多くの方がNZへの留学や観光を諦めていると思うので、なんとか希望の光をと祈る思いです。

ところで、前回はNZのコロナ対策に異論を述べたオーストラリア首相に寄り添った意見を述べましたが、要するに『根絶』する、という感覚に若干の違和感があるということです。

たとえばインフルエンザの流行に対しては、少なくとも多くの先進国は毎年のワクチン接種や万が一の罹患の際に『タミフル』や『リレンザ』などの特効薬(!?)の存在のおかげで、根絶という方向性というより、事実上の共存を図っていると思います。

コロナウイルスに関しても、将来的にはインフルエンザと同じような方向性を目指すしかないのではないかと思うからの異論でした。


自分自身、1回目のファイザーワクチンの接種を終え、間もなく2回目の接種を受けるわけですが、NZ政府が来年から国境開放するとしたら、入国に際して入国を許可する国の選別と、指定したワクチンの接種証明または陰性証明を求めるでしょう。

ただ、そのように厳密にやっても必ず漏れが出て稀に感染者が出るはずです。条件付きであってもいったん国境を開放してからロックダウンとかは困難だと思います。やはり何らかの条件付き共存を図るしかないのでは、と思うのです。


さて、NZという国が、こんな厳密なロックダウンを実施できるのは政府への信頼感や信用が他の先進国に比べて高いからだと思います。
だから政府の対応に賛成し、従う人が多数を占める。要するに日本なんかと違って政治不信が蔓延してないんでしょうね。

それも決して唯々諾々と従っているのではなく、批判精神もある。
NZは、日本のように「長いものに巻かれる」「同調圧力に屈する」ことを「協調性」と捉える国と違って、『全体のために忍耐を伴うチームワーク』の精神が根付いていることだと思います。
代表的な例としてはラグビーの強さにそれが表れてる。「デディケート」。自己犠牲の精神。チームのために相手の攻撃に対してタックルする。
ラグビーはそんなチームワークの成否が示される代表的なスポーツだと思います。そういう精神性が国民に根付いているのではないかと思います。


今まだまだロックダウン中ですが、オークランドは落ち着いた雰囲気ということです。次の総理総裁がどうしたとか自分らの理屈と利益だけの狭いムラ社会の中で右往左往してる国とはかなり様相が違うようですね…。


 

夜明けは近い?
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