世界各国で往来の自由化が進む? | ニュージーランド留学と海外生活ブログ ~ 一度は日本から出てみよう

アメリカが、11月8日から、新型コロナウイルスワクチン接種完了を条件に外国人の入国を再開した。20か月続いた入国禁止措置が解除された。
外国人旅行者は渡航前のワクチン接種証明書の提示のほか、出発の3日前までに受けた新型ウイルス検査の陰性証明を提示することが義務付けられ、滞在後の連絡先を提出することで、アメリカ入国後の隔離は不要となる。カナダやメキシコとの陸路国境も、接種完了者を対象に再開される。
 


一方、イギリスは7月28日から、アメリカからの入国を認めている。


英国は7月にイングランド域でのロックダウンによる法的規制をほぼ解除し、「コロナとの共生」を進めているが、一時、2千人を下回った1日の新規感染者数がデルタ株の広がりで急増し、5万人を超える日も出ている。


現在でも3万~4万人台。日本の人口に換算すると1日あたり5万~7万人台の高い水準が続いている。


しかし規制緩和の流れは止まらないようで、イギリス政府はワクチン接種で重症化をある程度防げるとして、規制の再強化には慎重な姿勢だという。接種完了者は国民の7割に達しており、1日の死者数は多くても200人台と、1千人台だった年初より激減しているからだ。


ドイツやイタリア、中東欧などでも第6波の兆しで相次いで感染者数が最多を記録している。

感染者の累計が今年1月下旬に1億人、8月に2億人を超えた。現在は2億5千万人ほど。世界保健機関(WHO)によると、8月後半以降感染者数は減少傾向だったが、10月後半から再び上昇に転じているという。

 



ちなみに、日本の累計感染者は約172万人、1日当り100~200人台に抑制されているが、ワクチンの予防効果の低下を見据え、3回目接種の準備を進められている。

しかし、その一方で世界各国とも、国境の開放や経済の正常化を前提とした日常生活への復帰に邁進しており、コロナ慣れもあって2022年にはほとんど国でワクチン接種を条件に国境が開かれるだろいうという見通しである。

NZはどうするのでしょう?11月からは永住権保持者などにはワクチン接種を条件に(隣国オーストラリアも一部の州を除き)隔離なしの入国を認めたが、観光客や学生ビザ保持者などはまだ先のようだ。来年3月で国境を閉じてちょうど2年。その頃までには何とかしてもらいたいものだが…。
 

 

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