ちいさな学校(岬の分校と呼ばれて)・小豆島

小説「二十四の瞳」のラストから間もない昭和二十三年から三十二年までの分校物語。亡き両親と孫のミナとユリに贈ります。

見守られている

2020年02月25日 01時32分59秒 | 日々の暮らし

MRIの中に30分入りました。白いドームの天井を見つめていると耳には優しい音楽が聞こえてきました。

私は静かに目を閉じました。

夫、小豆島の両親、弟、実の両親より長く暮らした夫の両親の面影が次々に浮かんできました。

「お前さん何を始めたの。無理をしちゃだめだよ」

とみんなが笑いながら、言っているようでした。

「あんたのことだから、あきらめられんのだね」

と、笑っています。

見守られているんだ。私。ごめんね。心配かけて。

あなた方のおかげで今、私はこの年になって、事を始めました。

そちらに行くまで頑張るね。

そんな時を終えてドームからでた結果。心配していた結果ではなく大事には至らなかった。

ありがとうございます。

 

田浦オリーブプロジェクトのクラウドファンデイングもあと三日で終わります。

思いもかけない目標を200%を上回るご支援をいただいて、今はたじろいながらしっかりしろと言い聞かせています。

3月15日のオリーブ植樹に向けて小豆島の地元の方々や、移住して小豆島で頑張っている若い皆さんが汗を流して、畑の準備をしてくださって着々と進んでいます。

感謝の気持ちでいっぱいです。楽しんで前を向いてまいりましょう♡

 

 

 

 

 

 

 


田浦オリーブプロジェクト仲間集まりました

2020年02月11日 22時16分59秒 | 二十四の瞳の分校のこと

田浦公民館に田浦の旧知のみなさん、プロジェクト応援のみなさんか集まってくださいました(25名の方)

 

自己紹介のあと、 3月15日オリーブの日に、オリーブの木を植えるまでのスケジュールを話し合いました。後1ヶ月あまりの作業を確認しました。 植えてからはしっかりと根付くまでの適切な水やりをし、夏を過ごすまでは特に気を付けなくてはならないのです。

 

クラウドファンディングの目標達成のご報告、ネクストゴールへの移行についてもご説明。多くのかたがご支援をくださった事をお伝えしました。

 

そして

循環型農法で育てた中塚さんのルッカ、岡航太郎さんのミッションを あずきベーカリーのパン、有機園のお野菜で味わいました。

 

数年後には我々のオリーブの木から、香り高いオイルが採れますようにと祈るばかりです。和気あいあいの二時間でした。

 

 

 

次の日は畑で作業しました

 

 


田浦でオリーブオイルを味わってみる会

2020年02月09日 09時16分20秒 | Weblog
小豆島は快晴です。
とても気持ちのいい朝を迎えました。

今日は、地元でプロジェクトに賛同、関心を持っていただいている方たち田浦の旧知のみなさんにお声かけをして、小さな集いを持つことになりました。

夢を持って動き出し、これからは実働に向かってみなさんとのお話はとても重要です。
またご報告致します。

明日より、クラウドファンディングの方はネクストゴール目指すことになりました。。引き続き応援を宜しくお願い致します。
fbでの励ましのお言葉、シェア等を頂き感謝しております。
応援の言葉に勇気を頂いて。

さあ❗頑張って参ります。

楽しくね☘️❤️☺️


本日目標に到達しました‼️

2020年02月07日 14時57分14秒 | Weblog
小豆島の関係者の方々、香川にご縁のある方々、そして何にもまして小豆島への想いを寄せていただいた多くの皆さま方本当にありがとうございました。
この一週間身を固くして見守らせて頂きました。
このお気持ちをきちんとこれからの田浦の未来への一歩に反映して参りたいと決意を新たに致しております。
公開はまだ続きますので、引き続き応援、ご支援を賜ります様平にお願い申し上げます。


ご支援ありがとうございます。

2020年02月06日 09時29分33秒 | 二十四の瞳の分校のこと
おはようございます。
「田浦オリーブプロジェクト」クラウドファンディングをお願いしてから一週間目となりました。
皆さんの温かいご支援と応援メッセージに感動しながら身を引き締める思いでおります。
お電話やメールでの励ましにも勇気付けられながら、これからの事を考えております。
思いもかけないスピードでご支援が進み、目標に迫っております。まだまだ公開日数が残っているのでそのまま見守らせて頂きます。
本当にありがとうございます。



クラウドファンディング始まりました。

2020年01月31日 20時17分15秒 | 二十四の瞳の分校のこと
田浦にオリーブを植えることに首をかしげる人もいます。
あんなとこで出来んでと。
私は素人で思いだけが強い,。
でも、分校の校庭にいつも大した手入れもされないのにオリーブの木が
大きく育ち、秋にはたくさんの実をつけるのを見るにつけ
田浦では駄目という根拠は何なのかしらと思い続けていました。
「田浦でオリーブを育てられるでしょうか」と
今度のプロジェクトを一緒に立ち上げた石井さんの同級生で
オリーブオイルで何度も賞を受けている空井さんににお聞きしたら、大丈夫やで。と。
その言葉に勇気をいただき、小豆島前町長の塩田さんから紹介されたオリーブ公園の中塚さんのお話を聞いて
一緒に田浦でオリーブを育てていこうと決めました。
オリーブの先に見えるのは・・・・
夢は・・・その先に
そのことをクラウドファンティングの文章にまとめました。
このURLが公開ページです
https://readyfor.jp/projects/m24113





「小豆島・田浦オリーブプロジェクト」明日からクラウドファンディング公開されます。

2020年01月30日 23時09分13秒 | 二十四の瞳の分校のこと
いよいよです。

二十四の瞳のモデルとされている分校のある小豆島・田浦
この集落過疎の波に流されています。
今年の3月15日田浦の休耕地に循環型有機栽培でオリーブを植えることにしました。
これをきっかけにオリーブも増やし、田浦の里を再生できたらと願いを込めて動き始めました。
明日。1月31日9:00このプロジェクトに応援をお願いするクラウドファンディングが公開されます。
URL   https://readyfor.jp/projects/m24113
です。応援、ご支援よろしくお願いいたします

田浦への夢に向かってクラウドファンディングの準備をしています

2020年01月26日 22時29分56秒 | 二十四の瞳の分校のこと
「何をするんや。のぶちゃん」
近しい皆さんも私の動きに驚き、心配してくれています。
そして、話を聞いてくださってだんだん理解してもらえるようになりました。
私の思いは、今月31日に公開される クラウドファンディングサービス READYFORの記事に詳しく書きました。
ぜひ、お読みいただいてご協力していただけますようにお願い申し上げます。
実は、とても不安です。

でも、もう歩き始めました。

3月15日オリーブの日に向けて

鈴木展子





ここに植えます。循環型の有機肥料栽培で始めます

今日から再開します

2019年12月14日 09時43分57秒 | 二十四の瞳の分校のこと
ブログから遠ざかってかなりの月日が過ぎました

この間様々なことを考えていて想いを発信する勇気がありませんでした。

ふるさと小豆島のわたしの実家のような田浦への想いをお聞きください。  鈴木展子







みんなで作る物語   あの段々畑にオリーブを植えていこう
二十四の瞳のふるさと田浦に新しい物語が始まる

瀬戸内海の小豆島、壷井栄の小説「二十四の瞳」が最初に映画化されたときに物語の舞台となった田浦。今も130年を超えて当時のままの木造校舎の分校が保存されています。映画が撮影された昭和28く年当時は生徒も40人ほど在校していて、村中に生き生きとした暮らしがありました。昭和46年分校が廃校となって、その後は人口も減り続けましたが、二度目の映画化を機に撮影用のセットが組まれて、そのまま映画村として新しい出発がありました。しかし、村は静かに過疎化が進み今では空家が半分近くになっています。
私は戦後間もない昭和23年から9年間この分校で学び、暮らしました。両親がこの分校で教師だったからです。当時の田浦は何事も村の人々が手を携えて共に働いていました。今は山に戻ってしまって、見えなくなってしまいましたが、天辺まで続いていた段々畑には、サツマイモ、小麦、大麦、ゴマ、たばこ、除虫菊、家庭で食べる野菜の数々が休む暇なく育っていました。誰もが、水も肥しも天秤棒で担いで段々を登って。
20年くらい前にはまだまだ、段々の石垣が見えていて木々も人の丈ほどもなかったのですが、今は山です。この段々畑をもとの姿に戻せないのだろうか、20年前に思い、知人に話しかけては「もう無理やで」と言われて打ちひしがれていました。少しでも回復させて、叶うならば、昔のように段々畑に作物のみどり、オリーブの銀色の輝きを取り戻せないものか、そんな私の願いに気持ちを寄せて下さる仲間に出会うことが出来ました。
そこで、勇気をもってこのプロジェクトを立ち上げ、少し先になりますが、クラウドファンディングに挑戦します。壷井栄先生が残された「みんななかよく」の言葉を軸にして、地元のみなさん、支援してくださるみなさん、障害を持つ人、日本の世界の「ふるさと」に復元することに力をお貸しください。
美しい海と畑を私たちの宝物にするために。先ずは休耕地をお借りしてオリーブを植えることから始めています。環境にやさしい新しいオリーブの魅力を発信していきます。その次には有機栽培の野菜にも挑戦していく予定です。そして遠い未来に向かって、分校の校舎を新しい教育の場としても復活していって欲しいと願っています。
「二十四の瞳」の次の物語作りにご参加、応援をお願いたします。


野菜の贈り物

2016年07月10日 11時36分39秒 | 日々の暮らし
香川のいとこ夫婦から夏野菜とメイクイーン、讃岐うどんが届きました。
楽しい食卓に。