京都の整体サロンピンポイント代表の鎌田です。
前回の続きです
体が軽くなり、ランドセルを背負っても膝を伸ばして、
スタスタ歩けるようになったZくん
しばし座って休憩してもらって、
今度はお母さんの番です
いつもZくんと、Zくんのお母さんのやりとりを見聞きして感じるのは、
お母さんは、Zくんがもっと楽になってほしい！
という強い思いから、
先生の言ったとおりできていない
また膝が内側に入っている
などと、Zくんをダメ出しすることが多く
（わたしは出来る範囲で、無理してね～と軽く伝えたのですが…）、
そうすると、Zくんは、
焦ったり、イライラしたり、よけいな力が入って、
結果として、
先生に教えてもらったことができていない・・・
と、凹み、自分を責めていました。
この状況でケアを続けたとしたとしても、
Zくん親子もですが、わたしも楽しくない
そこで、お母さんのZくんの言動や、Zくんへの心配を
タッピングで解消し、
今までうまくできていなかった時の状況を
思い浮かべてもらっても、
ゆっくりやろうね
と、言えるくらいの気持ちになったそうです。
（これまではすぐに口を出してしまう感じでした
）そうすると
重かった肩や首がスッキリ
毎日常にZくんのことを気にしているわけですから、
知らず知らず首や肩がこりますよね
お母さんがZくんの「今」をまず認めることで、
Zくんは、あせらず、気負わず、
「今」できるベストの動きが
できるようになります。
事実、
『先生にお母さんの僕に対するプレッシャーとってもらうと、
ほんと気持ちもだけど、体も楽になるんです
』と、嬉しそうに教えてくれます
ここで注意なのですが、
ダメ出しするお母さんが悪い、
と否定するつもりはまったくありません。
ただ、
ちゃんと言った通りするのは正しい、
膝が中に入ったら、ダメ
うちの子はほかのことを比べると、心配・・・
という正しい間違い、優劣、善悪などといった
二元論にはまった状態で、コミュニケーションを行うと、
たとえZくんのことを思って行った行動が、
逆にZくんにプレッシャーをかけたり、
傷つけてしまったり、・・・
逆効果になってしまうことがある
んです。
これはほんとお互いにとって、楽しくないですよね
お二人には、
Zくんは、失敗してもいい、というか失敗は悪いことではない、
うまくいかなかったことがあっても、落ち込んだり、責めず、
次はこうしていこう
と、考えてみることZくんのお母さんには、
Zくんの言動を気にしてもいいけれど、一喜一憂しすぎないこと、
できるだけ自分の時間を作って、自分も楽しむこと
ということを、出来る範囲でいいから、
ゲーム感覚でやってみてもらうことを提案してみました
もちろん、メンタルケアだけで、Zくんが改善するわけではないけれど、
つま先をたててでしか歩けなかったのが、
足裏全体をつけて、膝を外に向けてスタスタ歩けるようになり、
１００キロのダンベルが足についているほどの重さがあったのが、
ダンベルがなくなり、軽く身体を動かせれるようになり、
両腕でバランスをとれないと、歩けなかったのが、
両腕を下ろして歩けるようになり、
指定の靴でないと、足が変形していくとお医者さんから指摘されていましたが、
靴を変えても、変形せず、何ヶ月経っても足の可動域も良好であったり、
急に声をかけられても１ｍ以上歩かないと、立ち止まれなかったのが、
１、２歩でピタッと立ち止れるようになったり・・・
この変化は、Zくんの身体のケアだけでは、
とうてい実現できなかったと、私は確信しています。
Zくん、Zくんのお母さんのケアを今後も続けて、
いつかZくんとお母さんが走っているのを実現できるよう、
気負わず、笑いが絶えない施術を提供したいと思います
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京都新聞に掲載されました
健康雑誌『はつらつ元気』に8ページにわたって掲載されました
頚椎症のケアが『はつらつ元気9月号』に掲載されました
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