12歳・・・【初潮】を迎えた【凛玲】ちゃん・・・
初めてなので・・・まだ本人は気づいていません
そもそも・・・【初潮】(月経)とは、何ぞや?
冒頭の【凛玲】ちゃんは・・・
12歳で・・・【初潮】を迎えたが、
これは個人差があり何歳で始まる・・・
なんていう決まりはない、
簡単な生理(月経)のウンチク・・・
❶卵巣
❷子宮
まずこの二つをごっちゃ混ぜにしないように
(別々の箇所に存在する)
❶卵巣・・・(読んで字のごとく、ここは卵の巣です)
<私も貴方もルーツはここです>
この
❶卵巣で大事に大事に卵の子供(卵子)を
包み込んでいる(卵胞)が育つように・・・
<視床下部>【脳に位置し、内分泌、
自律機能の調節を行う】
からのホルモンが
<脳下垂体>【多くの内分泌腺を制御するが
脳内ですぐ上に位置する
<視床下部>に大部分を制御されている】
に働き
<脳下垂体>からのホルモンが
❶卵巣に働き
<卵胞>が育ち・・・
<卵胞>が充分に育ったら・・・
(日の丸が打ち振られ・万歳の大合唱の中)
いよいよ<卵胞>の「旅立ちの時」(排卵)です・・・
<卵胞>は暗くて長い<卵管>のトンネル内を
懸命に泳ぎ・・・目指す【子宮】に向かいます・・・
一方【子宮】の方も大事な大事な<卵胞>を迎え入れ、
長旅の疲れを癒してもらうために・・・
厚い高級羽毛羽根布団(「子宮内膜」)を用意万端整え
「子宮内膜」の中で,「十月十日 」(とつきとうか)・・・・・
ゆっくりと休養(着床)してもらう・・・
ところがどっこい・・・
世の中も【子宮】の中も、そうは甘くない・・・
この【凛玲】ちゃんの【子宮】の中でも・・・
まさに上記したような【生命誕生】の
一大ドラマが繰り広げられていた・・・
だが、なんといっても【凛玲】ちゃんは、
まだ若干12歳(小学校六年生)だ・・・
長旅の<卵胞>を迎え入れた
【子宮】も発育途上で<卵胞>も決して居心地
充分だったとはいえないだろう・・・
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<卵巣>では驚くべきことに(夕貴の私見)
毎月一個の(赤ちゃんの元)となる
<卵子>が作られ-成長している・・・
更に不思議なのが
<子宮>の両端に(左右に一個ずつある)
<卵巣>の、どちらから
<卵子>が
<排卵>されるか、わからない、という事だ
この二個存在するという事は、
人間でも動物でも植物等々に
とっても最重要な
<種の保存>に関わる器官だけに、
一方がダメージを受けても残った方で
<種の保存>を達成できるように
神は二個用意してるのではなかろうか?
(神は非科学的かな?)
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さて上記に長々と生理のウンチク書いて、
すいませんでした(飽々した事と推察してます)
だがこれで女性の生理に今一疎い男性陣にも
快適に読み進んで頂けると確信し書き進めたい
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12歳(小6)で初潮迎えたわけだが・・・
今まさに「凛玲」ちゃんの、まだ幼いながらの・・・
<卵巣>の中で一個の赤ちゃんの元になる
<卵子>が、一丁前に成長し
<卵巣>から元気に飛び出し
<卵管>に向かって<子宮>に向かって
<排卵>した・・・
問題はここからです
「凛玲」ちゃんは男性経験がありません
「凛玲」ちゃんの<脳下垂体>から・・・
<卵子>が<卵巣>を飛び出した時点で、
速報の第一報が<子宮>及び<子宮内膜>へ
発せられていた!
その速報を受けて
<子宮内膜>は急ぎ<内膜>を分厚くし・・・
赤ちゃんを待ち受ける体制を整えた・・・・
・・・・・だが・・・・・
<卵子>は<精子>と巡り合はなければ
赤ちゃんを作る事ができない!
<脳下垂体>から速報第二弾が
<子宮>に発せられた・・・
【速報】<子宮内膜>の任務を解け・・・・・
「えぇーまじかよ」
<子宮>は再確認を兼ねて・・・
全体を統括する<視床下部>に連絡し指示を待った
返事は同じだった・・・
【速報】<子宮内膜>の任務を解け・・・・・
<子宮>は分厚くした<内膜>を全て、はがし
蓄えていた血液と共に体外に排出(月経)した
間髪をおかず全体を統括する
<視床下部>から速報第三弾が発せられた、
【また初めからのプロセスを開始せよ】
<卵巣>の中で・・・通常通り
一個の赤ちゃんの元になる
<卵子>が作られ始めた・・・・・
約一か月前後でまた上記の繰り返しが行われる
・・・・・つまり・・・・・
<卵子>が<精子>に出会えば・・・・・
<受精→妊娠→出産>となっていくが