この問題。
日を跨ぐ記者会見で、東京新聞の望月衣塑子のように、
ジャーナリストを騙る活動家が可視化されましたが、
そもそも、各メディア、各ジャーナリストは、
この問題について取材しているのでしょうか。
あの会見直後、週刊文春が訂正のコメントを出し、
それも、橋下徹さんに言われて出したもの。
当初は
フジテレビ幹部が誘った飲み会で女性が性被害に
だったのが
中居さんが直接誘った飲み会で女性が性被害に
と変わりました。
フジテレビが関与したとする前提の部分が変わったのです。
文春の言い分は
幹部が開催した飲み会の延長と女性は認識してたんで事実は変わらない
とのこと。
「女性の認識 = 事実」なんだそうです。
女性は、自身の認識について話しているのでしょうか。
文春は一方的な言い分ばかり垂れ流していますが、
文春以外の各メディア、各ジャーナリストは、
文春の記事だけを根拠に報じているのでしょうか。
それって、報道といえますか?
警察でも検察でもない。
警察ですら検察ですら裁判所ですら誤ることがあるのに、
なぜ、文春の記事が事実と認識されているのでしょうか。
そんな報道を続けるメディア、
ジャーナリストに存在意義はありますか。

樋口富麻呂「京にしき 冬」
続いてはロバート・ケネディ・ジュニアの問題。
反ワクチン活動で支持者や資金を集めてきた彼ですが、
私の子供たちは全員ワクチン接種している
と言っています。
厚生労働大臣に相当する連邦保健福祉長官のポストが内定していますので、
社会的地位を得た今、支持者たちはもう用なしで邪魔、切り捨てでしょうか。
わかりやすい「ビジネス反ワクチン」です。
サモアでは2019年麻疹が大流行し、数千人が感染、
100人弱が亡くなりましたが、ワクチン接種率の低下が主な原因とされます。
現地のRFKJr.シンパによる反ワクチン活動により、
接種率が約30%まで低下。
その結果、犠牲者が増えました。
この問題では、RFKJr.の関連団体が多額の資金を得ていたことがわかっています。
彼は
「安全が確認されたワクチンの接種に反対はしてない」
と言いますが、麻疹ワクチンなんて、
世界中で使用され続けてデータは無数にあります。
安全が確認されているワクチンの一つです。
自分の子どもたちには接種させているのかもしれませんが、
彼の主張が大勢の子どもたちの命を奪ったことは覚えておいてください。