横濱kabitanの、あれこれ話

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ヨコハマアートサイトラウンジvol,5「参加するアート」:1

2015年03月24日 23時13分53秒 | ヨコハマトリエンナーレ横浜トリエンナーレ

 23日、横浜・黄金町高架下スタジオ集合所でありました。

ー「参加するアート」:近年、芸術プロジェクトを多くのサポーターが支えています。こうした市民参加は何のために行われ、どのような魅力や課題があるでしょうか。昨年開催されたヨコハマトリエンナーレ(ヨコトリ)2014での市民連携の試み、市民が芸術プロジェクトを支える意義を考えます。
 アートサイトラウンジは地域におけるつながりやネットワークを広げ、共同体の活性化を図る事を目的とし、横浜というマチで芸術と地域の関わりについて考える・交流する場として開催しています。
■横浜市地域文化サポート事業:ヨコハマアートサイト
◎アートサイトラウンジは、
≪地域文化を考える・応援する≫
ー「考える」のは、機関誌を出している。
□機関誌「ヨコハマアートサイト」
vol,1「特集 となりの多文化」
1)100年の歴史があるこの地域だから育ててもらえた:鶴見臨海部の大規模な埋立により工業化が進んでのは大正時代。その産業を支えるために沖縄からやって来た人々が横浜に琉球文化をもたらして、およそ100年。好景気に沸く80年代後半から沖縄にルーツのある日系南米人なども鶴見に移住をしたり、横浜市内でも屈指の多文化地域となった。
2)安心して伝えられる場を作る所から:大佛次郎記念感現館長は、多文化共生の取り組みに関わってきた一人。
 90年代勤務していた鶴見区の中学校文化祭で、外国につながる子供達が大切にしている文化を発表する場を毎年作った。出身に悩む子供達も多かったー「まずは自分達の守っている文化をキチンと安心して伝えられる場を作っていくのが重要だと思い、始めたんです。色んな人との出会いの場を作ってゆさぶりをかけて、最終的には自分自身で存在証明を選んでいけばいいと考えたんです」
 館長は「鶴見の文化が創造されてきたように、横浜の文化も各地から集まって来た人達が創ってきました。開港以降に横浜に集住してきた人達をきっかけにして、生まれていく目の前のものを見ながら横浜の文化は見直され、新しいモノ・文化が創造されてきたといえるでしょう」
3)ふるさとの学校に太い木をつくろう:ヨコハマアートサイトは2010年に、大和市と隣接する泉区いちょう団地地区で行われた「あいさつロード」計画を支援した。中南米など10カ国以上の人々が暮らすこの地区で使われている言葉を盛り込み、小学校の壁画をみんなで描いた。
 企画したNPO多文化まちづくり工房代表は「このマチの風景も一つの文化の要素」
◎浜松の暮らしににじむ芸術の風景:静岡県浜松市は、「雑多」としかまとめられない程、様々な活動が起きています。
 市が創造都市推進の一環で実施している助成事業からは、自然環境・歴史・生活を背景とし、専門性に基づく様々な社会課題や各々の趣味関心に取り組む活動が数多く浮き立ちました。一方、民間ならではの取り組みも多く、それらは思い切りの良さと丁寧さのバランスに長けています。
 共に共通して、人に内在する創造性が生活の上で様々に形作り、試行錯誤を重ねています。
 「雑多」ゆえの見えにくさがありますが、浜松には「芸術」といって連想される芸術家という特殊な才能をありきではなく、日々を暮す人の切実さや想いに端を発するという心意気があります。そんな「地域」に対して「芸術」や造り手が介助的にならず、よい他者として関係していけるか楽しみな状況です。
◎住宅街に現われる渚~CoZAの間(湘南区):個人で運営しているこの場所は、地域の方々に展覧会やコンサートなどで気軽に使っていただきたいと造られた。
 工業施設利用は、施設管理者との一対一の関係になってしまいがち。さりとて地縁組織による関係には転入者は入りにくいと感じてしまう事もある。地域の共同体の希薄化が懸念される中、「CoZAの間」は、地域の人とが、気負いなく出会う事ができる渚となっている。
vol,2「特集 境内につどう」
◎地域に暮らす人々の物語によりそう事:三軒茶屋には、世田谷シアターという劇場があります。世田谷区の劇場として、地域の人々が演劇やダンスを「観る」だけではなく、「経験」したり「活用」するプログラムを、実施します。
◎誰でも入れる街の空き地~ハッピースクエア(保土ヶ谷区):天王町商店街の一角で、NPOリロードが開設している青少年地域活動拠点「ハッピースクエア」は、まるで街の空き地だ。小中学生が運営に参加する季節ごとのイベントもあるので、少しずつ顔見知りが増えていく。
 この場所の内装は、6年前に子供達と芸術家が協力して造り上げたもの、淡い色の壁と遊び心のあるイラストで、くつろいだ雰囲気造りに一役買っている。
 



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