アロハ〜。
85歳でアイホン・デビューした母を本当に誇りに思う、カイルアお天です。
私こうして現在一人でハワイのカイルアで住んでいますが、メンタル・ヘルスと診断がつき数年が経ちました。
と言っても、生まれつきこういう脳みそであるという、謎を解明し出しただけで、何か特別に起きたというわけでもないのです。
トラブル続きの私を子供の頃から
面倒見ている母は大変だったと思います。
私の場合、アスペルガー発達障害を知らずに育ち、
ヒッチャカメッチャカで人生52年も経った頃に、ようやく診断されたケース。
85歳の母は、現在私と離れて、基本的には一人で私の育った実家で、いまだに自分で買い物に行き、食事を作り生活をしてくれています。
そんな母のシニア簡単スマホの調子が、思わしくなくなったのは、コロナが始まった緊張感がピークの頃。
連絡がつかなくて、ハワイから日本の知り合いに片っ端から連絡して、様子を見てもらったり、祈ったり色々しました。
このままではいけないと、謎の下宿人のKさんに母のアイホン・デビューについて相談する日々が続き、二週間ほど前に母は無事スマホをゲット。
今では写真まで送ってくれるようになりました。
母の根気と勇気は、この私を産んで育てていることだけでもすごいと思っていましたが、このアイホン・デビューも私にとっては凄かったのです。
もちろん、K氏の機転と親切と豊富な知識のは感謝のしようもありませんが、母の強さには驚きました。
実は私に母の強さが理解し出来たのはコロナに入ってからです。
母は父が亡くなってから、私を一人で育て今もほとんど収入が見出せていない私を気遣い、お金を送ってくれたり、頑張ってスマホを覚えてくれたり、何より一人で健康を維持しようと負けないと頑張れる人なのです。
私はというと、
自分が発達障害であるという意味すらわからずに
勝手気ままに生きてきただけのようで
申し訳ないし、恥ずかしい気持ちもたくさんあるのです。
そして母には感謝しかありません。
これは何も新しいスマホに挑戦してくれたことだけではないのですよ。
自分が発達障害であるということを、
日々理解するに連れ、
こんな私が今まで生きてきたことは、
奇跡的で、大いなるものと母の凄さに感謝です。
全世界中の発達障害のお母さんって、どうやって子供を支えていらっしゃるのでしょうかね。
私は子供を一度も産まずにこの歳になってしまいました。
別居中の夫はいるとは言え、アメリカ本土にいるため今は、電話以外は会えません。
ハワイで私の周りで支えてくれる友達や知り合いも少しはいますが、母の支えは特別です。
電話で言いたい放題、泣いたり、怒鳴ったり。。。気分は上がったり下がったり。。。
警察に連れて行かれたり、救急車で運ばれたり。。。
自分のことを知れば知るほど、発達の母である我が母は凄い人だと思わずにいられません。
コロナのロックダウン中に、何日も外に出なかった間、壁にこんなものを貼っていました。
すると本当の実現してしまいました。
母にばかり頼らずに、今度は自分の成長を、紙に書き出す勇気を持ちたいです。