確定申告期の戦力確保 | 会計事務所応援 ブログ

確定申告期の戦力確保

みなさん、こんにちは。

今も昔も変わらず、
所長先生にとって頭の痛い問題は、

「確定申告期の戦力確保」

かつてのように、
毎年即戦力の派遣社員と、
当たり前のように期間限定の契約ができるのなら

話は別ですが、

そんな重宝な人材は、
もはや全国的にみても絶滅危惧種。

仮に巡り合えたとしても、
スキルと相場が見合わないのが
現実ではないでしょうか。


そこで、
税理士先生の言葉を借りるなら、

「やむにやまれず...」

“既存の職員による、
 限度ギリギリ残業で急場をしのぐ”

“採算割れと認識しつつも、
 通年人材を多めに確保しておく”

という二択を迫られます。


もちろん、

“年一業務にならないよう、
 仕事が分散できるようお客様に協力を仰ぐ”

“そもそも確定申告案件を増やさない”

“自動化や外注サービスを活用する”


という方法も考えられますが、

現場の実情を考慮すると、
ドラスチックに方向転換するのは
そう簡単なことではありません。

さらに、
業績不振や採用難の影響もあり、
過剰人員確保戦略も脱落する事務所が相次ぎ、

いよいよ残るは、
『既存職員の残業依存』だけに、
なりつつある気がします。

果たして、
その先に希望はあるのでしょうか。

確定申告明け早々に、
全国の会計事務所から、
次々と退職者の情報が入るたびに、
ついそんなことを考えてしまいます。


従来通りマンパワーに頼るのか。
人に依存せず、

自動化やアウトソーシングを取り入れるのか。
あるいはお客様先への働きかけを強化するのか。

どういった対策を打つにせよ、
問題意識が最高潮となる

申告明け初日から早速行動を

開始すべきだと私は思います。

一度失ってしまった人材は、もう戻って来ません。

 

わかってはいても、繰り返してしまう悲劇。

 

今年こそ何とかしませんか。

 

 

 


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