いま話題になっている鳥インフルエンザ。
卵の生食は危険です。完熟にしてから食べてくださいね。

在上海日本国総領事館からもお知らせがありました。
下記、引用します。



2日、江蘇省衛生庁は、江蘇省で「H7N9型」鳥インフルエンザウイルスの人への感染4例が確認された旨を発表しました。発表の主要点は以下のとおりです。

【1】4名の感染者の状況

いずれも、4月2日に江蘇省政府衛生庁専門家により「H7N9型」鳥インフルエンザウイルスに感染したとの診断が確定した。

(1)女性、許某、45歳、南京市江寧区住民、家禽類屠殺業に従事。3月19日発熱、目まい、全身の痛みと脱力感などの症状発生。27日午前、病状悪化を受けて南京市内の某病院ICUに搬送。現在も重症。

(2)女性、桑某、48歳、宿遷市●(さんずいに述の右側)陽県住民。板材加工業に従事。3月19日発熱、目まい、咳などの症状発生。30日午前、病状の悪化により南京市内の某病院ICUに搬送。現在も重症。

※上記患者と濃厚な接触をした合計167名に対し当局が医学的観察を行っているが、今のところ、発熱、呼吸器の症状などの異常症状は見られていない。

(3)男性、沈某、83歳、蘇州市呉江区住民。3月20日発熱、咳、痰、胸痛などの症状発生。29日、病状の悪化により呉江区の某病院に搬送。現在も重症。

(4)女性、張某、32歳、常州出身、今は無錫市濱湖区在住。3月21日発熱、咳などの症状発生。28日、病状の悪化により無錫市内の某病院ICUに搬送。現在も重症。

なお、今のところ、この4例の間には疫学的な関連は見つかっていない。


【2】上海市は、2日夕に記者会見を開き、同日付けで上海市が、「インフルエンザ流行緊急対応第3級対応」を発動し、医療機関の対応強化、予防・モニターの強化等の措置をとることとしたことを発表しました。

【2】現時点では感染経路の特定等が終了しておらず、中国当局は、引き続き専門家による医学的な調査・観察が必要であるとしているところ、当地在留の皆様におかれましては、発熱、咳などの呼吸器感染の症状が発症、特に高熱の発症や呼吸困難の症状が見られた場合は速やかに医師の診断を受けるようにお願い致します。また、引き続き、生きた鳥が売られている市場等で不用意に鳥・家畜に近寄ったり触れたりせず、手洗い、うがい等を励行し、衛生管理に十分注意してください。清明節期間中に中国国内を旅行する場合には、必要に応じ人混みではマスクをする等の対策を心がけてください。

※その他、感染地域滞在の注意事項については、「海外渡航者のための鳥及び新型インフルエンザに関するQ&A」を御参照ください。
http://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/influ_qa.html


○外務省領事局政策課(海外医療情報)
 電話:(代表)03ー3580ー3311(内線)2850

○外務省海外安全相談センター
 電話:(代表)03ー3580ー3311(内線)2902

○外務省海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/index.html

○鳥インフルエンザに関する情報(厚生労働省)

○海外渡航者のための感染症情報(厚生労働省検疫所)
http://www.forth.go.jp

○高病原性鳥インフルエンザ(国立感染症研究所感染症情報センター)

○鳥インフルエンザに関する情報(農林水産省)

○Avian influenza(世界保健機関(WHO))

○国際獣疫事務局(OIE)
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