マラッカ海洋博物館とクラフトセンター■The WAU(マラッカ)■ナシレマッ・サンバル海老ほか | ☆やみちゃんの世界食べ歩き☆

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは14年継続中。カレーの聖地イミズスタンの命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!イミズスタンのzineも出版!「ROTI circle」を主宰。

 

カレー探偵、やみちゃん です。

 

 

 

マレーシア遠征 2022 晩秋 

 

 

 

第4章 マラッカ 編

 

 

 

  #18 マラッカ海洋博物館

 

 

 

 

マラッカ川リバークルーズを終え、ボートを降りると目の前に巨大な帆船がありました!

 

 

 

 

横から階段をのぼり、中に入ることもできるようでした。

 

 

 

 

実はこの船自体が「マラッカ海洋博物館」なんです。(入場料20.00RM)

 

 

16世紀に、マラッカから貴重なスパイスや財宝を積み母国へ帰る途中、マラッカ海峡に沈んだポルトガルの交易船「フロール・デ・ラマール丸」を復元したものだそうです。

 

 

 

 

せっかくだし、私も海の男だし、入るしかなかろうもん。

 

 

 

 

「ヨーソロー!!」

 

 

 

 

大航海時代に想いをはせる、やみ。

 

 

 

 

ポルトガルがマラッカに上陸し、マラッカ王国を征服した状況を解説したパネルや、模型がいろいろ展示されていました。

 

 

そんなにボリュームはないけれども、この辺りまで来たなら見学するのも良いかもしれません。

 

 

 

  #19 マラッカ・クラフトセンター

 

 

 

 

海洋博物館の対面に「マラッカ・クラフトセンター」がありました。

 

 

 

 

ここはチープな衣類や雑貨が豊富に売っていたので、お土産探しには良いかも。

 

 

旅行の解放感で普段着ないような派手シャツを買うと、帰国後にかるく後悔することになるから要注意ですが。。ぶわ。

 

 

 

  #20 The WAU

 

 

 

 

その後、ランチをとろうと思って1km歩いて行った或るお店がまさかの臨時休業だったので、途方に暮れながら付近を歩いていたところ、「The WAU」というお店の中から中国系の若いお姉さんが出てきて、素敵な笑顔で私を勧誘してきたので、ついホイホイされてしまいました。にゃはは。

 

 

 

 

店内風景。

 

 

新しいお店のようで、清潔なこと、この上なし。

 

 

一番奥にはマラッカ川を目の前にして食べられるテラス席もあるようでした。

 

 

 

 

オープンキッチンではお揃いのユニフォームを着た若いスタッフたちが、にこやかに調理中。

 

 

 

なかなか良さげな店じゃね?

 

 

 

パイナップルジュース 

 

 

やっぱ南国では、フルーツジュースでしょ!

 

 

うまい!

甘すぎない。

さわやか。

 

 

 

 

DNAレベルで美味しいやつー。

天然果汁に勝てるものなし。

 

 

 

NASI LEMAK BUNGA TELANG DAN SAMBAL UDANG HARIMAU

 

 

そして「ナシレマッ」でキメることにしました!

 

 

朝食で食べるようなシンプルな「ナシレマッ」では無く、豪華なおかずを添えたバージョンです。

 

 

 

 

このライスは当然、ココナッツミルクで炊いてあるわけですが、BUNGA TELANG(バタフライピー)の花で青く染めてあるのが美しい!

 

 

 

・・えっ、「食欲が無くなる色」ですって?

 

 

そんなこと言ってたら、ザイカのケーキは食べられないよ?

 

 

 

※参考資料「ザイカのケーキ」

 

 

 

 

ちなみに、この花は、色を青くするだけで味は特に付きません。

 

 

豪快に手喰い!

 

 

 

 

 

 

 

おかずですが、すでに他店で「AYAM GORENG」(チキンカレー)は食べていたので、今回は趣向を変えて「SAMBAL UDANG HARIMAU」(タイガー海老のサンバル炒め)にしました。

 

 

 

 

海老スキー大歓喜の図。

 

 

 

 

マレー料理は”サンバルに始まり、サンバルに終わる”といってもよいぐらいに重要な要素を持つサンバルソース。

 

 

これは海老炒めに使っていますが、あらゆる料理に使われる万能調味料です。

 

 

もちろん各家庭でも作られ、それぞれ微妙に異なる味わいがするのだとか。

 

 

ちなみに、それなりに、いや、けっこう辛口です。砂糖も入って甘辛いです。

 

 

海老の頭胸部をバキバキかじりながら、サンバルと海老味噌を口腔内で豪快ミキシングしたら激ウマ!

 

青いメシがススム君!

 

 

 

 

イカンビリスが、ぽりぽり癒し。

 

 

 

 

てか、目玉焼きもピーナッツも、ナシレマッには不可欠だよなあ。

 

 

サンバルが辛いので、どうしても癒しが欲しくなりますちゃ。

 

 

無駄なものなど一切ない、すべてが個個の役割を持ち、総合的にバランスがとれた美味しいプレートになってますね。

 

 

 

 

 

1つだけ分からなかったものが。

 

 

チマキのような、これは何じゃらほい?

 

 

中にはイカのようなものが。。

 

 

 

 

あと、各テーブル上に「ご自由にお取りください」といいつつ、しっかり追加料金が発生する謎のおかず類が積んでありました。

 

 

入り口で私を勧誘し、みごとにホイホイしたチャイナ系女子もこれを勧めてきたのですが、すでに腹パンであり、しかももう海老は要らないし(※包みにUdan(海老)と書いてあった)で、何とか回避です。

 

 

今となっては少し気になってますが。。ぶわ。

 

 

 

代金はジュースも込みで43.00RM(約1300円)でした。(日本と変わらない?)

 

朝食のティファンが5.30RMだったことからすれば、けっこう高いですね。

 

「観光地のオシャレな店」の価格というやつなのでしょう。

 

 

接客はさすがにていねいで、「タベモノハオイシカッタデスカ?」とカタコトの日本語で話しかけてくれたり、飛び込み・ホイホイで入った店にしては当たりでした!

 

 

 

■The WAU
★3.9

 

 

 

  #21 さらばマラッカ、再びKLへ

 

 

 

 

楽しかったマラッカ・プチ旅行(1泊)もそろそろお終い。

 

 

日帰りで観光する人も多いようですが、意外に見どころが多く、最低でも1泊はしたほうが良いと思います。

 

私もまだ見たかった場所もありますし。

 

 

例えば、海の上に建つモスク「Melaka Straits Mosque Masjid Selat Melaka」は今回行けませんでしたが、そこで夕暮れ時に写真を撮るためだけにマラッカに行く人もいるぐらいに美しいのだとか。

 

 

 

まあ、そういう”やり残し”が多少あるぐらいが、無理なく楽しめて良いのかもしれません。

 

 

 

 

クアラルンプール行きのバスは、何だか妙にサイケデリックな内装なのでした。ぶわ。

 

 

 

やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」

 

 

 

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■カレー遠征2022晩秋・マレーシア 編(KL、マラッカ、ペナン)■もくじ
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