わずか14秒の動画です。

燃えながらも胸の前で手を合わせ続けているチベット人の青年が写されています。

この焼身抗議に関する詳細は下記リンク先に記事があります。


<速報>今年初めての焼身抗議 若者死亡(チベットNOW@ルンタ:2013年01月12日)

続報:12日焼身・死亡ツェリン・タシ(ツェベ)強制葬儀(チベットNOW@ルンタ:2013年01月14日)

命がけなのは焼身抗議をするチベット人だけではありません。

こうした情報を国外に伝えるのもチベット人にとっては命がけの行為なのです。

焼身の情報を国外に伝えたとして8人連行(チベットNOW@ルンタ:2013年01月15日)

新しい年を迎えてもチベット人の焼身抗議は続いています。

これは中国のチベット政策が何一つ改善していない事を意味しています。

中国政府がここまでチベット人を追い込んでいるという事を知らない人が身近に居たら

この事を教えてあげて下さい。





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2012年チベット亡命政府製作のドキュメンタリー。

2009年から現在まで90人を超えるチベット人が焼身抗議を行っている。

なぜチベット人達が焼身抗議という最も過酷な方法を選んでいるのか、その背景と原因に迫る。


バーニング・クエッション なぜチベット人は焼身抗議をするのか?



動画の一部分をテキストに書き出します。

30分近い動画なので時間の無い方は以下を読んで下さい。

但し、これはチベット人が焼身抗議をする背景と原因のほんの一部です。

 チベットの言語と自由

他の遊牧民の子供たちと同じように、ツェリン・キは10才の時に学校に行き始めた。

しかし熱意で学業の遅れを取り戻した。

従姉妹によれば彼女は家畜の世話をする時にも本を持っていたという。

アムドの教育言語をチベット語から中国語に変更するという当局の決定を聞いたとき

勉強をしたいという彼女の熱意は絶望に変わった。

2012年3月3日 春の学期が始まる直前だった。

ツェリン・キは市場のトイレから出てきた。

彼女の体を包むガソリンを浸した毛布は固く針金で縛りつけられていた。

炎が頭部を包み込むと彼女は抗議の拳を高く突き出し、

そして倒れその場で亡くなった 20才だった。

言語はチベットで時限爆弾となった。

チベット語に代わって中国語が公用語になり教育言語も中国語が支配的になった。

チベット語しか話せないチベット人達は自国で外国人になった気分を味わされている。

母国語の価値が下がる事によってチベット人達は巧みに疎外されていく

この政策によってチベット人達は職を失っている。

2006年ラサ大学の学生達は98パーセントの公務員の職が

中国語専攻の学生に占められている事に抗議してデモを行った。

チベット語専攻の学生が得た職は2パーセントであった。

~中略~

最も有名なチベット人ブロガーが言う。

「人から言語を奪う事は鞄からパンを奪うようなものではない」

 「口から舌を抜き取ることと同じだ」








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チベット問題に対し国連の具体的行動を促すための署名活動
【拡散希望】チベット問題に対し国連の具体的行動を促すための署名にご協力お願いします。
署名で要求している詳しい内容はこちら 署名目標は100,000筆!


中国政府によるチベット弾圧は今も続いています。

弾圧に対するチベット人の焼身抗議者も56人に及んでいます。(8月28日現在)

このような状況を改善するためには世界の人々がチベットを含む中国の人権問題に関心を持ち、

国際社会から中国共産党に対する圧力をかける必要があります。

現在「チベット問題に対し国連の具体的行動を促すための署名活動」が実施されています。

チベット問題について、国連により踏み込んだ行動を促すよう、ニューヨークにある国連本部、

ジュネーブにある国連人権理事会とニューデリーにある国連情報事務所に提出するためのものです。

下記リンクのサイトから署名できます。

http://www.thepetitionsite.com/takeaction/198/920/082/

表記が英語なので署名の方法がわかりにくいという方は、

Matrishkaさんのブログに署名方法の説明が掲載されていますのでご覧下さい。

チベット問題についてあまり詳しくは知らないという方は、下記リンクの絵本をご覧下さい。

「チベット本土からインドへ亡命した子供たちの絵」(http://ehonkubari.exblog.jp/)

このような状況を少しでも改善するためにチベットの事を身近な人にに伝えてあげてください。



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尖閣諸島をめぐり、中国では反日デモが各地で起こっているそうです?

通常中国ではデモを行うことは出来ないはずですが、理由が反日となれば

ある程度は容認(黙認)されることは暗黙の了解です。

車をひっくり返したり、日本料理の店を襲ったりという事が「ある程度」かどうか

よくわかりませんが、今回も当局は黙認したという事です。

店を襲ったり、車を破壊したり・・・。

同じような事がチベット人やウイグル人のデモで起こったらまず間違いなく武力により

強制排除され多くの人が当局に拘束されることでしょう。

スローガンをさけんだり、チベット国旗を振るだけで銃を向けられるくらいですから・・・。

中国のガス抜き(反日)デモは周囲から冷静な目でみれば茶番でしかありません。

ガス抜きデモが民主化を要求するデモに変わり、天安門事件のような騒動になれば

話は別ですが・・・。

不条理な銃撃を受ける市民もいなければ不当な逮捕者がでるわけでもない茶番よりも、

チベット・ウイグルでのデモに対する中国共産党の対応にもっと目を向け、

日本のメディアはそれらを報道するべきだと私は思います。

車をひっくり返したわけでもなく、店を襲ったわけでもないのに、チベット人たちは

下の写真のような扱いを受けています。(中国武装警察に暴殴されるチベット人達の証拠写真)

$蜻蛉島のブログ-中国武装警察に暴殴されるチベット人達の証拠写真6

今、大きく報道されている茶番(ガス抜きデモ)に対する扱いとの差はなんなのでしょうか?

この「差」について知る上で、テキサス親父の動画が参考になると思いますのでご覧下さい。

字幕【テキサス親父】シナ政府が尖閣問題を国民のガス抜きに利用


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