Dr.Berry | 苺ちょこたん★ぶろぐ

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ランジェリーデザイナーを経て
装飾デザイナーとなったChocoがゆるく綴るBlog

・衣装デザイン(TDR/舞台/音楽アーティスト等)
・Choco&Merize (My brand)
・Kawaii☆Stars (Creator team)
・被写体
・家庭菜園始めました

一見元気そうないちごの葉っぱ☘️
ですが裏を見ると
うどんの粉をかけたような白い粉がチラホラ。
これはもしや。
まさに「うどん粉病」と呼ばれる症状🍜

少し前から葉がカールしていたので気になっていたのですが予兆だったようです。
毎日葉っぱの裏表を観察しているので広がる前に比較的早く見つかりました。


①症状のある葉っぱを切り取る
②仮処置で※重曹スプレーを作って苗の葉の裏表にしっかりとスプレー
③2、3日様子をみます。
④広がるようであれば化学農薬または有機農薬で対処
(私は今後のためにベニカマイルドという水飴成分の有機農薬を予約中です)

元気に育ちますように。


健康な葉っぱ
プチ葉かき(いちごは葉の整理が大事な植物)






LUCHEルーチェ
栽培用電灯
HASEGAWA SATO(SCHWINSEN)
太陽の光量をだせる電灯です💡
光量が足りない時に使用できそうな便利アイテム
Petomato(ペットマト)🍅
ペットボトルで出来る水栽培。
室内で育てる家庭菜園🌱
種は黄金トマト🍅 金色の実がなるそうですよ💎

早速今日から種まきをしてみました。
砂をかけて水をかけて光に当てます✨

10日後を楽しみにしましょう🌱
🍔hasamu🍔





【成長日記はとても大事ということ】
いろいろな病状の写真とその対策、経過を集めて
来年の作物育成へ向けて研究しようと思います。
なぜならば
いまだに一般向けにはそのような文献が少ないからです。
大事に育てていた作物が枯れる→「そんな姿は見たくない」
という気持ちはありますが
そこから学べることが沢山あります。



実は先月から
炭疽病と思しき苗の過程を3週間弱にわたって研究しました。
たまたま届いた苗に不可思議な点があったため
他の苗とソーシャルディスタンスをとりながら育てて
写真を撮り続けておりました。

企業さんには最初に届いた時点でこの件をご相談させていただきまして
一週間ごとに経過を見るように言っていただきました。

勿論最初は「おそらくそれは生理障害でしょう」
ということでしたが。

一週間後に変化があったのでご報告後
すぐに新しい苗を送ってくださったという経緯です。



では見てみましょう。
最初は葉に少し黒点と虫食いに似たスケルトンがある程度でクラウンも太くとても立派な苗でした。

ですが最後は半日にして一瞬にして枯れ、
青いまま倒れて定植を迎える前にかびていきました。

水やりの調整もしていましたが
だんだん根が水を吸わなくなるという現象が起きていました。
根腐れ病も併発していたように感じます。

枯れかけたものの根を見ると白さに欠けていました。
到着時の様子。
濃い黒点、茶色い点、うっすら灰色の水を垂らした跡のような点がところどころに散らばっています。
消えないので泥跳ねではなさそう。
『これは怪しい』
一株3000円という高価なすずなり苗にこのような事態は妙だ。
そのような直感が働きました。

繊維で繋がっているものの向こう側が透けて見える様子の葉

一週間後
根本が細くなり赤黒く枯れていく様子。
すぐに抜きましたがクラウンごと溶けていました。

小さかった黒い点が徐々に三角に広がる様子。
よくよく目をこらして見ると
いろんな色の点が見えています。


二週間後
『悪いところを除いたらなんだかとても元気そうだな』
(前日の様子)
(翌日の様子)
一日にして一瞬で青いまま倒れる様子
(青炭疽病か苗立枯病か)
土の乾燥はないのですがこの倒れ方には本当に驚きました。


この後も葉を全てカットして室内にうつし
中心にある新芽をうまく育てようと試みましたが
成長せずカビが生じながら枯れていきました。


いちごは植物としては強いので根が強く貼り
新芽が出ていれば葉がなくてもある程度蘇生する可能性があるのですが
それすらできない状態でしたね。

どこかで上手く育ってくれるのではないか、
新しい鉢へ植え替える日がくるのではないか
という淡い期待とそれを願う気持ちがありましたが
やはりそうかという気持ちもありました。

かわいそうだなと思いながらも
お疲れ様の気持ちで
土と根を分けて全ての資材を消毒しました。


そんなこんながありましたので
現在定植を終えた二週間弱で同時進行のプランツ達の様子にも
毎日目を光らせながら対応しています。


特にすぐにかかってしまう「植物の風邪」といわれる
うどん粉病も糸状菌のカビなので
広がりが早いため気が抜けません。

初期であれば防除できる!
と知ってからは特に気をつけるようになりました。

生物上でしか生きられない糸状菌ということで
土壌では死滅するそうですが
アブラムシで媒介するそうです。

この時期はアブラムシやハダニ(害虫)が多く存在しているので
そうしたものからもしっかり守らなければなりません。
媒介の害虫で苗が弱る→伝染病にかかりやすくなる
その前に。



ちなみに害虫予防としてこちらの商品はおすすめです
(虫が発生前に予防する自然の虫除けスプレー)
井出商会さんのニームスプレー
上の3本入りのスプレータイプを購入して使っています。
ニームは独特の香りがするということですが
こちらはレモングラスを配合しているため香りがいいです。
個人的には好きな香り。

アブラムシが発生しやすいというカモミールも
いちごにも今のところ虫一匹も見つかっていません。

※即効性はありません
3日に一回のペースで撒くことで虫が寄り付かなくなる環境を作ることができるものです

使用頻度が多くてすぐになくなってしまいそうなので
次は希釈タイプのオイルの購入を検討中です。



※自宅で簡単うどん粉初期対策!重曹スプレーの作り方
500mlの水+重曹0.5g (0.1%)
葉の両面がしっかり濡れるようにスプレー噴射しよう

重曹は農林水産省で特定農薬に指定されています。